プレスリリース要約
オンライン英会話大手のQQ Englishが、奈良県田原本町と「地域活性化起業人」制度を通じた連携協定を締結しました。3,000人のフィリピン人教師を抱える同社の教育リソースを地方自治体に直接投入し、子どもたちの国際感覚を養うとともに、将来的な定住・交流人口の拡大を目指す野心的な取り組みです。
株式会社QQ Englishは、奈良県田原本町と教育支援に関する連携協定を締結し、自社の人材を「地域活性化起業人」として同町へ派遣することを発表しました。この協定は、田原本町が推進する「つなぐグローバル教育事業」の一環として行われます。具体的には、町内の幼稚園や小学校を中心とした英語教育の質向上や、教育体制の構築を支援します。民間企業の専門的な人的資源を地方自治体の教育現場に活用することで、公教育の課題解決を図る狙いがあります。
支援内容は、英語教育の施策立案から、子どもたちが英語を身近に感じるためのイベント企画・実施まで多岐にわたります。QQ Englishはフィリピン人教師約3,000人を正社員として雇用しており、世界30カ国以上でオンライン英会話や留学事業を展開しています。その豊富な実戦経験と指導ノウハウを、地域の国際教育推進およびグローバル人材育成に役立てます。人口約3万人の田原本町にとって、専門人材の確保は急務であり、今回の連携はその解決策として期待されています。

Journalポイント
実はこれ、単なる英会話レッスンの導入ではなく、民間企業の社員が役場に出向して教育政策を作るという話なんです。
え、そうなんですか?外部の先生が教えに来るだけじゃないんですね。
地域活性化起業人というのは、地方自治体が三大都市圏の企業の社員を受け入れ、その専門知識を活かして地域課題を解決する制度のことで、今回は教育のDXや国際化がミッションになっています。
でも、自治体にはもともとALTの先生とかがいるんじゃないんですか?
良い視点ですね。実は今、自治体単位で質の高い英語教育を継続的に提供する「体制づくり」が難しくなっているんです。そこで、世界累計80万人以上の生徒を持つ企業のノウハウを、教育カリキュラムそのものに組み込もうとしています。
なるほど!じゃあ、その町の子どもたちは全国的にも珍しい、企業クオリティの教育を公立学校で受けられるってことですか?
その通りです。幼稚園から小学校まで一貫して英語に触れる機会を増やすことで、将来的に「この町は教育が良いから住み続けたい」という定住人口の維持にも繋げようとしています。
教育をフックにした地方創生ですね。他の英会話スクールも同じようなことをしてるんですか?
実は業界全体が、単なる「英会話の提供」から、自治体の教育格差解消を支援するパートナーシップへとシフトし始めているんです。その中でも3,000人の正社員講師を持つQQ Englishの規模感は大きな武器になります。
教育の質が地域の魅力になる時代なんですね。勉強になりました!


