プレスリリース要約
ワイズ製薬は、脂漏性皮膚炎の自己判断による「誤ケア」の実態を解き明かす啓発番組をYouTubeで公開します。1万人規模の調査で判明した「良かれと思ったケアで9割が悪化」という衝撃的なデータに基づき、SNS時代の情報リテラシーと医療のあり方を問い直す、異色のビジネスアプローチとして注目されます。
2026年4月28日に公開される番組『そうだったのかスキンケア』は、皮膚科医、薬剤師、美容発信者、当事者が対話する形式で構成されます。同社が実施した12,183人への調査では、自己判断でケアを行った人の**91.6%**が症状の悪化を経験していることが判明しました。SNSやネット検索に頼る層が88%に達する一方で、医療機関での説明に満足していない層が3割を超えるなど、患者が「情報の迷子」になっている構造的な課題が浮き彫りになっています。
番組は単なる情報発信に留まらず、視聴者の行動変容を促す設計がなされています。公開に合わせて「脂漏性皮膚炎ナビ セルフチェック」をリリース。約1分で自身のケア習慣をスコア化し、その結果に基づいた適切な情報をLINEで配信する導線を構築しています。同社はこれを「誤ケア社会問題化プロジェクト」の一環と位置づけ、あえて「売らない・診断しない」という中立的な立場を徹底することで、企業としての信頼性とブランド価値の向上を図っています。


Journalポイント
実はこれ、単なる健康番組ではなく、企業のブランディング戦略として非常に高度な取り組みなんです。
え、そうなんですか? 自社製品を売るための宣伝番組ではないんですか?
そう思いますよね。でも今回は「売らない・診断しない」を徹底し、情報リテラシーの向上に全振りしているのが特徴です。
情報リテラシーというのは、情報を正しく読み解く能力のことですよね。なぜ製薬会社がそこまでやるんですか?
実は今、SNSでの「誤った成功体験」が拡散され、セルフメディケーションの失敗が社会問題化しているという背景があるんです。
でも、それってもともと個人の判断ミスというか、自己責任の部分も大きいんじゃないですか?
いえ、調査では自己判断ケアをした人の91.6%が悪化を経験しています。これは個人のミスというより、構造的な「情報の罠」と言える数字ですよね。
なるほど!じゃあ、企業が中立的な立場を取ることで、顧客のLTVを高めようとしているってことですか?
LTVというのは「顧客生涯価値」のことで、一人の顧客が将来にわたって企業にもたらす利益の総計を指します。短期的には売れなくても、信頼を築くことで長く選ばれる存在になろうとしているわけですね。
なるほど、勉強になりました!信頼こそが最大の資産になる時代なんですね。


