プレスリリース要約
株式会社ラクシュミが展開する、広告枠付き「乳幼児用おむつ替え台」の無料設置事業が好調です。開始半年で導入台数110台を突破し、子育て世帯の外出環境改善と、企業の新たなマーケティング手法を両立させる仕組みとして注目を集めています。
群馬県桐生市のラクシュミが、明治、カトージと提携して2025年夏に開始した事業です。2026年4月時点で全国110台の導入を達成しました。最大の特徴は、通常は施設側が負担するおむつ替え台の本体代金や送料を「無料」にしている点です。背景には、子育て世帯が外出先で直面する「おむつ替えスペース不足」という社会課題があり、自治体、病院、産後ケア施設といった公共機関から、ホテルやレジャー施設などの民間企業まで幅広く導入が進んでいます。
設置されるのは、ベビーベッド国内シェアトップの「カトージ」製。木製の温かみのあるデザインに加え、落下防止ベルトやメンテナンス性の高いPUレザーを採用するなど、安全性と衛生面を両立しています。この什器に「広告枠」を設けることで、広告収益を原資に無料配布を可能にしました。広告主にとっては、育児中の保護者が集中するプライベートな空間で、育児関連商品や保険、教育などの情報をダイレクトに届けられるという、ニッチながらも高精度なタッチポイントとなっています。


Journalポイント
実はこれ、おむつ替えという「逃れられないプライベートな数分間」をメディア化した、非常に賢い リテールメディア の一種なんです。
え、おむつ替え台がメディアになるんですか?考えたこともありませんでした。
リテールメディアというのは、店舗や施設などの接点を利用した広告媒体のことで、育児中の親は、おむつ替え中は赤ちゃんに集中していますが、視界には必ず台の正面が入ります。そこに ターゲット を絞った情報があれば、視認率は驚くほど高くなるんです。
確かに、おむつ替え中はスマホも触れませんもんね。でも、そんなに需要があるんでしょうか?
数字で言うと、導入半年で 110台 を突破しています。おむつ替え中は両手が塞がるため、スマホに邪魔されない「純粋な視線」を獲得できる点が、広告主にとって非常に魅力的なんです。
なるほど!じゃあ、設置する施設側にとっても、集客の強力な武器になりそうですね?
その通りです。特に男性更衣室への設置が進んでいるのが面白いポイントです。父親の育児参加が進む中で、CSR を果たしつつ、ファミリー層の満足度を上げられるメリットは大きいですよ。
CSR というのは企業の社会貢献のことですよね。他の業界でも、こうした「備品をメディア化する」動きは増えているんですか?
CSR というのは「企業の社会的責任」のことで、利益追求だけでなく社会への貢献も求められる考え方です。最近はタクシー広告やトイレの個室広告など、特定の行動に伴う「隙間時間」を狙う動きは加速しています。
機能をメディアに変える発想、ビジネスのヒントになりそうです。勉強になりました!

株式会社ラクシュミ

- 代表
- 飯野純彦
- 所在地
- 群馬県桐生市
- URL
- www.lakshme.co.jp
