プレスリリース要約
パーソルイノベーションの『lotsful』が、副業と転職の因果関係を調査。副業が単なる臨時収入の手段ではなく、企業の採用競争力や優秀な人材の引き止め(リテンション)を左右する決定的な要因となっている実態が浮き彫りになりました。経営層が無視できない「副業の真実」を解説します。
調査の結果、副業きっかけの転職経験者は62.5%に達し、2022年の前回調査から約9ポイント増加しました。副業先から正社員への打診(スカウト)を受けた人も約半数にのぼり、副業がスキルや相性を見極める「お試し入社」の場として定着しつつあります。入社を決めた理由の1位は「現場メンバーとの信頼関係」で、実務を通じたマッチングが強い後押しとなっています。一方で、副業終了から半年以上経ってから入社するケースもあり、中長期的な接点としての価値も示唆されました。
副業マッチングサービス『lotsful(ロッツフル)』は、スキルアップを目的とした副業体験を提供し、累計2,000社以上の支援実績を持ちます。今回の調査では、転職希望者の80.2%が求人票の「副業可否」を重視していることが判明。特に20代女性の9割が、副業禁止を理由に入社辞退や迷いを感じると回答しており、副業制度の有無が企業の採用力に直結している現状が浮き彫りになりました。また、副業転職者の97.8%が「副業が自由なら辞めなかった可能性がある」と回答しています。


Journalポイント
実はこれ、副業を認めることが 離職を防ぐ最強の手段 になっているんです。
え、そうなんですか?副業を許すと、むしろ外の世界を知って辞めてしまうイメージがありました。
実は今、優秀な層ほど キャリアの柔軟性 を求めていて、会社が副業に不寛容だと「この会社では成長できない」と見限られてしまう課題があるんです。
でも、それってもともと給与が低いから副業したいだけじゃないんですか?
確かに給与への不満もありますが、数字で言うと転職者の約 72% が「副業が自由なら辞めなかった」と回答しています。副業は不満の解消ではなく、自己実現の手段なんですね。
なるほど!じゃあ副業先がそのまま タレントプール になるってことですか?
タレントプールというのは、将来採用する可能性のある優秀な人材を蓄積しておく仕組みのことで、まさにその通りです。副業期間が お試し入社 として機能し、ミスマッチのない採用に繋がっています。
他の会社も似たようなことしてるんですか?
実は業界全体が ジョブ型雇用 や柔軟な働き方へシフトしていて、大手企業でも副業をきっかけにした「出戻り採用」や「アルムナイ活用」を戦略的に取り入れる動きが加速しています。
なるほど、副業を禁止するリスクの方が大きい時代なんですね。勉強になりました!

