プレスリリース要約
株式会社ミンフォが発表した調査結果により、韓国旅行における決済手段の「理想と現実」の乖離が浮き彫りになりました。7割以上の旅行者が多機能決済サービスに高い関心を示す一方で、実際の利用率は3割にとどまっており、アウトバウンド市場における利便性向上の鍵がどこにあるのかを示唆しています。
調査は直近5年以内に韓国旅行を経験した553名を対象に実施されました。現在の主流は**クレジットカード(40.1%)**と**現金(33.4%)**であり、この2つが依然として決済の柱となっています。交通手段では地下鉄(32.1%)やタクシー(20.9%)が多用されていますが、支払い手段が交通手段ごとに分散していることが、旅行中の「煩雑さ」を生む一因となっている実態が明らかになりました。
注目すべきは多機能決済サービスへの関心度です。全体の**71.8%**が関心を示しているものの、代表的なサービスである「WOWPASS」の利用経験者は約3割、現在利用者は**16.3%**に留まっています。認知度は45〜67%と決して低くないものの、実際の利用に至るまでの「設定への不安」や「メリットの具体的理解不足」といった心理的ハードルが、普及を妨げている構造が見て取れます。


Journalポイント
実はこれ、「便利そうだけど手が出せない」という、新しいインフラサービスが直面する典型的な課題が浮き彫りになっているんです。
え、7割も関心があるのに、実際に使っているのは3割だけなんですか?それってかなり大きなギャップですよね。
実は今、韓国の決済環境は非常に進化している一方で、外国人向けのローカライズや情報の整理が追いついていないという課題があるんです。
でも、クレジットカードが使えるなら、わざわざ新しいサービスを使わなくてもいいんじゃないですか?
数字で言うと、交通利用時の決済はクレカが30.0%、現金が27.5%とバラバラなんです。これらを一枚に集約できるメリットは本来非常に大きいはずなんですよ。
なるほど。でも、現地で設定を間違えたら困るし、結局UXが悪いと感じてしまうんでしょうか?
UXというのは製品やサービスを通じて得られる体験のことで、まさに「現地でスムーズに使えるか」という安心感の欠如が、利用率を下げている要因なんです。
他の国や業界でも、同じような「認知と利用の乖離」は起きているんでしょうか?
実は業界全体がフィンテック、つまり金融とITの融合による効率化へシフトしていますが、国をまたぐと「信頼」の壁が一段と高くなる傾向にあります。
なるほど、技術的な新しさよりも、ユーザーの不安をどう取り除くかが重要なんですね。勉強になりました!

minfor Inc.

- 代表
- 永田 丈也
- 所在地
- ソウル特別市江南区江南通り94道284,410号
- URL
- minfor.jp
