プレスリリース要約
パシフィックコンサルタンツが技術支援したJX金属の社有林「JX金属カッパーくんの森/吉野」が、環境省の「自然共生サイト」に認定されました。法制度化された新制度下での認定は、企業のネイチャーポジティブ戦略において、遊休資産を価値化する重要な試金石となります。
2026年4月、JX金属が管理する山形県南陽市の社有林「JX金属カッパーくんの森/吉野」が、地域生物多様性増進法に基づく「自然共生サイト」として認定を受けました。パシフィックコンサルタンツは、ネイチャーポジティブに関する専門コンサルとして、申請に必要な調査から書類作成、審査会対応までの一連のプロセスを包括的に支援しました。同サイトは旧鉱山跡地であり、現在は里地里山の多様な生態系が形成されています。植物326種、鳥類51種が確認され、サシバ等の希少種の生息地としても高く評価されています。
「自然共生サイト」は、2030年までに陸と海の30%以上を保全する国際目標「30by30」の達成に向けた鍵となる仕組みです。令和7年4月の法制化により、企業や自治体が主体となる生物多様性保全の取り組みが、国によって正式に位置づけられるようになりました。パシフィックコンサルタンツは、長年のインフラ整備や環境アセスメントの知見を活かし、企業が保有する未利用の「自然資本アセット」を有効活用し、カーボンニュートラルとネイチャーポジティブを同時に実装するソリューションを提供しています。

Journalポイント
実はこれ、企業の「遊休地」を価値ある 戦略的資産 に変える最先端の取り組みなんです。
え、そうなんですか?ただの森をボランティアで守っているだけだと思っていました。
実は今、世界的に ネイチャーポジティブ という、自然を回復させることで経済価値を生むという考え方が主流になりつつあるんです。
ネイチャーポジティブというのは、具体的にどういうことなんですか?
ネイチャーポジティブというのは、生物多様性の損失を食い止め、回復軌道に乗せることのことで、脱炭素の次に来る世界的な潮流です。例えば今回のサイトでは 326種 もの植物が確認されており、その保全が企業の評価に直結します。
なるほど!じゃあ、ただ木を植えるだけじゃなくて、生態系全体をデータで管理するってことですか?
その通りです。パシフィックコンサルタンツは 環境省の専門的な調査 を代行することで、その土地がどれだけ貴重かをデータで証明し、国の認定まで導いたんです。
他の会社も似たようなことしてるんですか?
実は業界全体が 30by30 という目標に向けてシフトしていて、製造業や建設業など、広大な土地を持つ企業からの相談が急増しています。
なるほど、土地の使い道が企業の未来を左右する時代なんですね。勉強になりました!

