プレスリリース要約
株式会社G-Placeは、個人情報の取得を不要とした避難所管理システム「マイ避難所DXライト」のデモ版を4月27日より提供します。頻発する自然災害に対し、法務的・コスト的ハードルを下げたデジタル化の選択肢を提示することで、自治体の迅速な防災DXを支援します。
2026年4月20日の三陸沖地震などを背景に、避難所運営のデジタル化が急務となっています。京都府のG-Placeが開発した「マイ避難所DXライト」は、従来の「紙の名簿」や「電話連絡」によるアナログな管理を刷新するクラウドサービスです。4月27日から提供されるデモ版では全機能を1ヶ月間試用でき、実際の避難訓練や議会説明での活用が想定されています。また、避難所の開設・混雑状況の可視化に特化した「無料版」も同時に提供を開始し、各自治体の予算やニーズに合わせた柔軟な導入を可能にしています。
本システムの最大の特徴は、性別や年代などの属性集計に特化し、氏名や住所といった「個人情報」の取得を原則不要とした点です。これにより、導入時に障壁となる個人情報保護審議会への諮問などの法務的手続きを最小化できます。また、専用端末や工事が不要なため、従来のマイナンバー連携型システムと比較して**維持コストを10分の1以下**に抑えることが可能です。住民はQRコードを読み取るだけで受付が完了し、自治体職員は管理画面からリアルタイムで避難人数や混雑状況を把握できるようになります。


Journalポイント
実はこれ、個人情報を一切取らなくても避難所運営ができるという、逆転の発想から生まれたDXなんです。
え、そうなんですか?避難所って誰が来ているか把握するために、名前や住所を書くのが当たり前だと思っていました。
実は今、避難所での受付作業に時間がかかりすぎて、現場が混乱するという課題があるんです。特に個人情報保護の観点から、システム導入に時間がかかる自治体も多いんですよ。
でも、それってもともと名簿がないと物資の配分とかで困るんじゃないんですか?
DXというのはデジタルトランスフォーメーションのことで、デジタル技術で仕組みをより良く変えることです。このシステムでは、まずは性別や年代などの属性だけをQRコードで素早く把握し、物資の必要量を即座に算出することに特化しています。
なるほど!じゃあ、まずはスピード重視で全体の状況を掴んで、詳細な情報は後からでもいいってことですか?
その通りです。数字で言うと、従来のシステムに比べてコストを10分の1以下に抑えられます。専用端末も不要で、職員のスマホやタブレットですぐに運用を始められるのが強みですね。
他の会社も似たようなことしてるんですか?
多くの企業はマイナンバー連携などの高機能化へシフトしていますが、G-Placeはあえてライトな導入という独自のポジションを取っています。防災DXの裾野を広げる動きとして注目されています。
なるほど、無理のないデジタル化から始めるのが大事なんですね。勉強になりました!


