プレスリリース要約
株式会社MILIZEは、コスモエネルギーホールディングスの法務部門向けに「AI法務相談ツール」を開発しました。4,000件に及ぶ過去の相談履歴をAIが即座に検索し、回答案を自動生成することで、法務業務の属人化解消と大幅なスピードアップを狙う注目の事例です。
今回発表されたのは、生成AIを活用して法務部門の業務効率化を図る専用ツールです。コスモエネルギーホールディングスのような巨大な組織では、グループ各社から寄せられる法令相談や契約書レビュー、決裁相談が膨大な量に上ります。従来は、過去の類似案件や社内規定を手作業で探し出す作業に多くの工数を割いていましたが、本ツールの導入により、AIが膨大な過去の知見から最適な情報を数秒で抽出することが可能になります。
ツールの主な機能は、AIによる過去相談情報の即時抽出、回答案の自動ドラフト生成、そして新規データを定期的に反映するナレッジの自動アップデートです。約4,000件の社内ナレッジをベースにしているため、単なる一般的な法律回答ではなく、自社の規定や過去の判断傾向に基づいた「組織としての一貫性」を持った回答を支援する点が大きな特徴となっています。

Journalポイント
実はこれ、単にAIが法律を教えるのではなく、4,000件もの社内データを読み込ませている点が肝なんです。
4,000件も!それだけあれば、過去に似たような相談がなかったか調べるだけでも一苦労ですよね。
そうなんです。法務相談はスピードが命ですが、過去の経緯を無視すると回答がブレてしまうという属人化の課題がありました。
確かに。でも、法務のDXって、結局は契約書管理ソフトを入れるくらいじゃないんですか?
DXというのはデジタルトランスフォーメーションのことで、IT導入だけでなく業務プロセスそのものを変革することを指します。今回は、AIが回答案まで自動で下書きするレベルまで踏み込んでいます。
AIが下書きまで!それなら担当者は内容を確認するだけで済みますし、新人でもベテランに近い回答ができそうですね。
その通りです。さらにナレッジマネジメントの仕組みも備わっていて、新しい相談事例がどんどんAIの知識として自動蓄積されていく仕組みになっています。
他の業界でも、こうした生成AIを社内データと連携させる動きは増えているんでしょうか?
はい。今はRAG(検索拡張生成)という技術が注目されており、金融や製造業など、専門知識の蓄積が重要な業界全体で導入が加速しています。
なるほど、社内の「知恵」をAIで整理して使いやすくする流れは、今後もっと当たり前になりそうですね!


