プレスリリース要約
ニュートン・コンサルティングは、企業が積極的にとるべきリスクを定義する「リスクアペタイトフレームワーク(RAF)」の導入支援サービスを開始しました。不確実性の高い現代において、守りだけでなく「攻め」の意思決定を組織全体で共有する仕組み作りが注目されています。
2026年4月28日より提供が開始された本サービスは、企業が成長のために許容すべきリスクの総量と種類を明確化するものです。昨今のサステナビリティ情報開示(SSBJ基準)の義務化などを背景に、財務面だけでなく非財務領域も含めた高度なリスクマネジメントが求められており、経営層が抱くリスク認識を組織の共通言語へと昇華させることを目指しています。
支援内容は、経営方針の策定から現場での具体的な判断基準(閾値)の設計、さらには既存の会議体への組み込みまで多岐にわたります。期間は6〜12ヵ月程度を想定。特に、人的資本や気候変動といった非財務リスクを定量・定性的に評価し、経営管理手法をアップデートしたい企業や、現場の過度なリスク回避に課題を感じている企業を対象としています。
Journalポイント
実はこれ、リスクを「減らす」ためではなく、正しく「取る」ためのサービスなんです。経営陣の意志を現場に浸透させるのが狙いです。
え、リスクってできるだけ避けるべきものだと思っていました。取るための管理って、具体的にどういうことですか?
実は今、過度なリスク回避でチャンスを逃す企業が増えているという課題があって、あえて「どこまでなら攻めていいか」という リスクアペタイト を定義する必要があるんです。
リスクアペタイトというのは、企業が許容できるリスクの量や種類のことで、これを明確にすることで攻めの姿勢を作れるんですね。でも、それってもともと経営計画で決まっているんじゃないんですか?
計画にはあっても、現場の判断基準にまで落ちていないことが多いんです。たとえば、M&A の検討時に「いくらまでなら損失を許容して買収を進めるか」といった具体的な閾値が共有されていないと、現場は萎縮してしまいます。
M&Aというのは企業の合併や買収のことで、そうした大きな決断の時に「ここまではOK」という明確なラインが必要なんですね!
その通りです。ERM、つまり全社的リスクマネジメントというのは本来、経営戦略と一体であるべきもの。このサービスでは、財務指標だけでなくブランド価値や人的資本といった非財務の視点も組み込んで、多角的に「攻め時」を可視化します。
ERMというのは企業全体の視点からリスクを一元管理することですね。他のコンサル会社も似たようなことしてるんですか?
実は業界全体が、単なる法令遵守から「企業価値向上」のためのリスク管理へとシフトしていて、特にニュートンのように現場への落とし込みまで伴走するスタイルは需要が高まっています。
リスク管理が成長の武器になるなんて、目から鱗でした。経営層と現場が同じ言語で話せるようになるのは大きいですね。勉強になりました!


