プレスリリース要約
静岡県のnewhill.coは、世界的名器ストラディバリウスの音色を倍音解析によって再現した「マカオ・バイオリン」を国内最大級の音楽祭で披露します。これまで不可能とされた伝説の音を科学的に解明し、誰もが手に届く価格で提供することを目指すこの挑戦は、楽器業界に新たな価値創造をもたらすものとして注目されます。
マカオ・バイオリンは、2026年5月3日から5日まで東京国際フォーラムで開催される「LFJストリングスExpo」に出展します。展示の目玉は、OTS LABが研究開発する高度な倍音技術を応用し、ストラディバリウスの音響特性を緻密に解析・再現した新作バイオリンです。5月5日にはヴァイオリニストの高木凜々子氏による特別演奏も予定されており、プロの耳と技を通じてその再現性が証明されます。ブースでは一般来場者も自由に試奏が可能で、名器に匹敵する豊かな響きを直接体感できる貴重な機会となります。
本プロジェクトの核心は、単なるコピー品の製造ではなく、音の心地よさを決定づける「倍音」の科学的な解明にあります。マカオ・バイオリンは、数千万円から数億円という高値で取引される名器の音色を、より多くの音楽家が手にできる価格帯で提供することを目指しています。これは、クラシック音楽の裾野を広げたいというラ・フォル・ジュルネの理念とも合致しており、プロ奏者からアマチュア、さらには教育機関まで、質の高い音を求める幅広い層をターゲットとしています。

Journalポイント
実はこれ、数億円する名器の音を データ解析 で民主化しようというプロジェクトなんです。
え、そうなんですか?バイオリンの音って、古い木材とか職人の腕で決まるものだと思っていました。
実は今、名器の価格が高騰しすぎて、若手奏者が良い楽器を持てないという課題があって、それを 倍音解析 という科学的なアプローチで解決しようとしているんです。
倍音解析ってどういうことですか?
倍音というのは、基本となる音の周波数の整数倍で鳴る音のことで、音の「豊かさ」を決定づける要素です。OTS LABの技術で、ストラディバリウス特有の 倍音構成 を数値化して、それを再現する設計を行っているんです。
なるほど!じゃあ、形だけ真似るのとは根本的に違うってことですか?
その通りです。例えば、騒がしい展示会場でも音が際立って聴こえるのは、この 倍音構成 が最適化されているからなんです。プロの演奏家がその違いを認めている点も大きいですね。
他のメーカーも似たようなデジタル解析をしているんですか?
実は業界全体が シミュレーション技術 を活用した楽器製作へシフトしていますが、ここまで「倍音」に特化して名器の再現に挑む例は珍しいと言えます。
シミュレーション技術というのは、コンピュータ上で物理的な現象を再現・予測する手法のことで、楽器作りでは音の響きを設計段階で予測するために使われます。
なるほど、音楽の世界にもDXの波が来ているんですね。勉強になりました!

newhill.co

- 代表
- 新岡大
- 所在地
- 静岡県浜松市中央区和合町987-5
- URL
- www.newhill.co
