プレスリリース要約
日本ケンタッキー・フライド・チキンは、2026年5月7日より「オリジナルチキン」などの価格を改定すると発表しました。コスト高騰に対応しつつ、定番バーガー類の価格は据え置き、人気サイドの半額キャンペーンを同時展開することで顧客の離脱を防ぐ、極めて戦略的なプライシングに注目が集まっています。
日本ケンタッキー・フライド・チキンは、原材料価格やエネルギー費、物流費の長期的な上昇を受け、2026年5月7日より店頭およびデリバリーメニューの価格改定を実施します。主な改定幅として、「オリジナルチキン」や「骨なしケンタッキー」、各種ドリンク類がそれぞれ20円の値上げとなります。一方で、同社は「チキンフィレバーガー」や「和風チキンカツバーガー」などの定番バーガー5種、およびそれらのセットメニューについては価格を据え置く判断を下しました。これにより、主力商品の品質維持と、日常的な買いやすさの両立を図ります。
価格改定と同時に、顧客へのお得感を担保する戦略的なキャンペーンを複数展開します。5月7日から6月2日まで「カーネルクリスピー」を半額で提供するほか、公式アプリ会員限定でポテトやビスケットなどのサイドメニューが週替わりで半額になるクーポンを配信します。さらに、平日・土日問わず毎日10時から15時まで550円(税込)で提供する「ケンタランチ550コンビ」を継続し、ライトユーザーの獲得と来店頻度の維持を狙います。


Journalポイント
実はこれ、単なる値上げではなく、顧客の行動データを緻密に計算したプライシング戦略なんです。
え、そうなんですか?値上げと半額キャンペーンを同時にやるのって、なんだか矛盾している気がします。
実は今、外食業界全体で物流費や人件費の高騰という課題があり、単純な値上げだけでは顧客の離脱リスクが高まるんです。そこで、購入頻度の高いバーガー類は価格を据え置きました。
でも、それってもともと利益率が低い商品なんじゃないですか?据え置いて大丈夫なんですか?
おっしゃる通りです。だからこそ、利益率の高いサイドメニューを週替わりで半額にするなどして来店頻度を高め、全体の客数を維持する工夫をしています。たとえば、ランチタイム限定の550円コンビなどもそうですね。
なるほど!じゃあ、客数を減らさずに、全体の買い合わせで売上を最大化する狙いなんですね?これってLTVを高めることにも繋がりますか?
LTVというのは、一人の顧客が取引期間を通じて企業にもたらす総利益のことで、まさにその通りです。アプリ会員限定のクーポンにすることで、デジタル会員化を促進し、長期的な関係を築く狙いがあります。
他の外食チェーンも似たような「値上げと販促の組み合わせ」をしているんですか?
はい、多くの大手チェーンが顧客セグメントに応じた割引や、時間帯別の柔軟な価格設定を導入しています。一律値上げではなく、顧客の許容度を見極める動きが主流になっています。
なるほど、価格設定の裏には緻密な戦略があるんですね。勉強になりました!

日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社
- 代表
- 名嶋 篤史
- 所在地
- 神奈川県横浜市西区みなとみらい4丁目4番5号 横浜アイマークプレイス 5階・6階
- URL
- japan.kfc.co.jp
