プレスリリース要約
神戸リゾートサービス株式会社が運営する「神戸布引ハーブ園/ロープウェイ」は、2026年5月9日より「ローズ&ラベンダーフェア2026」を開催します。同園は国内最大級のハーブ園であり、今回は最盛期を迎える2つのローズガーデンとラベンダー畑を軸に、観光需要の獲得と体験価値の向上を狙います。
本イベントは2026年5月9日から7月5日まで開催されます。目玉となるローズは5月中旬から見ごろを迎え、約60種170株のイングリッシュローズが咲く「ローズシンフォニーガーデン」と、約60種130株のバラやハーブが彩る「四季の庭 -おもてなしの庭-」の2つの異なるコンセプトガーデンで展開されます。また、5月下旬からは「ハーブの女王」と呼ばれるラベンダー約1,200株が見ごろを迎え、イングリッシュラベンダーやラバンディンラベンダーなど、時期によって異なる品種が園内を紫色に染め上げます。
神戸布引ハーブ園は新神戸駅から徒歩約5分のロープウェイからアクセスでき、標高400メートルの山上から神戸の街並みを一望できるリゾート施設です。園内では、バラとつる性植物の女王「クレマチス」との競演や、香りの違いを楽しめる6つのエリア分類など、五感で楽しむ仕掛けが施されています。ファミリー層からカップル、シニア層まで幅広い「老若男女問わず大人気のスポット」として、初夏の観光シーズンにおける集客の核となることが期待されています。


Journalポイント
実はこれ、単なる季節の花イベントではなく、香りの分類や他品種との競演など、五感マーケティングを徹底した精緻な顧客体験の設計なんです。
え、そうなんですか?きれいなバラやラベンダーを植えておくだけでも、十分に観光客は集まりそうな気がしますけれど。
実は今、観光・レジャー業界では「ただ見るだけ」の消費に飽きた顧客が増えているという課題があります。そのため、香りの違いを体感できるエリア分けなど、能動的な体験価値の提供が必要不可欠になっているのです。
ハーブ園という場所自体がもともと香り豊かな場所ですよね。あえて特別なイベントにする必要はあるのですか?
たとえば、イングリッシュローズをあえて「ミルラ香」や「フルーツ香」など6つに分類して植栽し、学びの要素を加えています。約60種170株ものバラを体系的に体験できる場所は、全国的にも非常に珍しい取り組みなんですよ。
なるほど!ただ綺麗だなと通り過ぎるのではなく、香りを嗅ぎ比べたり写真を撮ったりして、顧客の滞在時間を延ばす仕掛けになっているのですね?
その通りです。さらに開花時期の異なる2種類のラベンダーを植えることで、見ごろの期間を長期間維持し、観光客の「期待外れ」を防ぐ工夫もされています。これにより、機会損失の最小化と顧客満足度の安定化を同時に実現しているのです。
なるほど、ビジネスとしての工夫が満載ですね。他の観光施設やテーマパークでも、同じように五感を意識した取り組みは増えているのでしょうか?
はい。業界全体がデジタル疲れの反動から「リアルな身体感覚」を重視する方向へシフトしています。最新テクノロジーと自然を掛け合わせたり、今回のように体験の解像度を上げることで、リアルの価値を再定義する動きが活発です。
ただのハーブ園だと思っていましたが、ビジネス視点で見ると非常に緻密な戦略があることがよく分かりました。とても勉強になりました!

