プレスリリース要約
神奈川県を中心にグルメ廻転寿司を展開する株式会社ネオ・エモーションが、5月3日より「初夏フェア」を開催します。同社は、新卒社員が90日間で現場に立つ独自の人材育成プログラムを導入しており、職人不足が深刻化する飲食業界において、伝統の継承と早期戦力化を両立するビジネスモデルとして注目を集めています。
株式会社ネオ・エモーションは、2026年5月3日よりグルメ廻転寿司各店舗にて「初夏フェア」を開催します。今回のフェアでは、厚切りの国産うなぎや弾力のあるとらふぐ、豪快に盛り付けた「豪海軍艦」シリーズなど、高付加価値な旬のネタを提供します。また、テイクアウト限定の「手巻き寿司セット」も用意し、ファミリー層やグループ客の行楽需要の取り込みを図ります。同社は「まぐろ問屋 三浦三崎港」など5つの廻転寿司ブランドを展開しており、まぐろ直営店ならではの豊富な品揃えが強みです。
同社が注目される理由は、商品力だけでなくその独自の人材育成にあります。同社では寿司職人を「織人(ショクニン)」と定義し、新卒社員が入社90日間で顧客に寿司を握る「寿司織人育成90日プログラム」を構築しています。これにより、やりがいや達成感を早期に醸成し、離職防止と戦力化を両立させています。また、2025年12月には新業態「まぐろ問屋二代目マル城」を開業し、水産資源の有効活用として未利用魚の提供にも取り組んでいます。


Journalポイント
実はこれ、独自の寿司織人育成90日プログラムという、科学的で体系的な教育システムによって実現しているんです。
え、たったの90日ですか?一般的な寿司職人の厳しい修行イメージからすると、信じられないほどのスピードですね。
実は今、飲食業界全体で深刻な人材不足という課題があります。そこで同社は、従来の『見て盗む』修行ではなく、入社直後から成功体験を積ませることで、若手のモチベーションを高め離職を防ぐ仕組みを作ったのです。
でも、それほど短期間の教育だと、肝心のお寿司のクオリティが下がって顧客満足度が落ちてしまったりはしないんですか?
そこが仕組みの妙です。店舗を『劇場型』にして織人と顧客の距離を縮め、対話も含めた価値を提供しています。さらに、仕入れ元であるまぐろ問屋の直営という強みを活かし、常に30品以上の高品質な鮮魚を揃えることで品質を担保しています。
なるほど!仕入れの強みと、店舗の付加価値設計がセットになっているわけですね。新業態では未利用魚も使っているそうですが、それは何ですか?
未利用魚というのは、サイズが不揃いなどの理由で市場に出回りにくい魚のことで、同社はこれを使った料理を提供することで、コスト削減と水産業界の活性化を両立させています。
なるほど。他の大手飲食チェーンでも、同じように未利用魚の活用や、職人の超高速育成といった取り組みは進んでいるのでしょうか?
実は業界全体がサステナビリティとDXや仕組み化による属人化の解消へシフトしています。ネオ・エモーションは、職人の技術をシステム化しつつ、伝統的な『手仕事の価値』を損なわない絶妙なバランスを実現している先進例と言えます。
伝統を守りつつも、時代に合わせて教育や仕入れの仕組みをアップデートしていく姿勢、とても勉強になりました!


