プレスリリース要約

早稲田システム開発株式会社のミュージアム展示ガイドアプリ「ポケット学芸員」が、山口県防府市の山頭火ふるさと館に導入されました。物理的な展示スペースに限りがある文学館において、スマートフォンを活用して解説コンテンツを拡張するこの取り組みは、ミュージアムのDXと来館者体験の向上を両立するモデルとして注目されます。

早稲田システム開発は、同社が開発する無料のミュージアム展示ガイドアプリ「ポケット学芸員」が、山口県防府市にある「山頭火ふるさと館」にて2026年5月1日より運用開始されたことを発表しました。山頭火ふるさと館は、自由律俳句の代表的俳人・種田山頭火の生涯を辿る文学館で、実物資料や多数の文字資料を展示しています。今回の導入により、来館者は自身のスマートフォンを通じて、山頭火の代表作の音声ガイドなどを楽しめるようになります。文字だけでは伝わりにくい自由律俳句独特のリズムや息遣いを、音声によって深く追体験できる環境が整いました。

「ポケット学芸員」は、一つのアプリで全国の導入館のガイドを共通して利用できるスマートフォンアプリです。開発元が提供するクラウド型収蔵品管理システム「I.B.MUSEUM SaaS」の付帯サービスであり、導入館は専用機器の設置や追加のシステム開発コストを抑えて展示ガイドを導入できます。コンテンツの登録数や種類に制限がなく、多言語対応も容易なため、全国各地の美術館や博物館など多数の施設で採用が広がっています。今回の山頭火ふるさと館への導入により、文学館における限られた展示スペースでの解説充実化という課題に対する有効な解決策が示されました。

Journalポイント

編集部

実はこれ、一つのアプリをインストールしておくだけで、全国の様々な博物館でそのまま使える仕組みになっているんです。

え、そうなんですか?行く場所ごとにアプリを入れ直さなくていいのは、スマホの容量も食わなくてすごく便利ですね。

読者
編集部

そうなんです。実は今、多くの展示施設で「展示品をもっと深く紹介したいけれど、解説パネルを増やすスペースがない」という物理的な限界に悩まされているという課題があるんですよ。

でも、それってもともと音声ガイド専用の機械を貸し出したり、ホームページに情報を載せたりすれば解決する話じゃないんですか?

読者
編集部

専用機器は導入コストやメンテナンスの手間が莫大なんです。そこで、既存のシステムを活用したSaaS型の展示ガイドアプリを導入することで、初期費用を抑えつつ手軽にデジタル化を進める動きが広がっています。

なるほど!よく耳にするそのSaaSというのは、博物館のシステムにおいて具体的にどういった仕組みで、どう便利に動いているものなんですか?

読者
編集部

SaaSというのは「ネット経由でソフトウェアを利用する仕組み」のことで、今回はクラウドシステムを指します。施設側は自社でシステムを開発することなく、管理画面にテキストや音声を登録するだけで、すぐにアプリへ情報を反映できるのが大きなメリットです。

他の会社も似たような展示アプリを提供しているんですか?この「ポケット学芸員」ならではの強みって何かあるのでしょうか。

読者
編集部

他にもありますが、このアプリはすでに全国100以上のミュージアムで導入されている実績があります。一つの共通アプリを多くの館でシェアすることで、ユーザーが一度ダウンロードすれば、旅先の別の美術館でもそのまま使えるというネットワーク効果が強みですね。

なるほど、利用者が増えるほどお互いに便利になる好循環ができているんですね。とても勉強になりました!

読者
早稲田システム開発株式会社 ニュース要点の図解

早稲田システム開発株式会社

代表
内田剛史
所在地
東京都新宿区高田馬場4-40-17
URL
www.waseda.co.jp
採用情報はこちら

この企業とつながりたい方、興味がある方はこちらから

Connect Journalでは、掲載企業へのおつなぎ・詳細情報のご提供を行っております。
お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ