プレスリリース要約
株式会社Speeeが運営する「ケアスル 介護」は、1,565件の電話取材データを基に入居後の変化を分析しました。その結果、約8割が「穏やかさ・安心感」を実感し、悪化のみを語ったケースはわずか2.4%に留まるなど、在宅介護から施設入居への移行がもたらすポジティブなギャップが明らかになりました。
本調査は、2025年6月から2026年4月までに「ケアスル 介護」に掲載された体験談1,565件を対象に実施されました。最も多く語られた変化は「穏やかになった・安心感が得られた」で78.9%(1,220件)にのぼります。一方で「悪化のみ」が語られたケースはわずか2.4%(37件)であり、施設入居が生活改善の契機となっている実態が示されました。さらに、入居者だけでなく「家族の安心・介護負担の軽減」を実感した割合も36.3%(562件)に達しています。
身体機能や生活習慣の改善においても顕著なデータが得られています。食欲・栄養状態の改善が14.0%(217件)、リハビリ・身体機能の向上が12.3%(190件)確認され、「車椅子から歩行器へ移行できた」「体重が回復した」といった具体的な快復事例が多数報告されました。入居前の状況として最も多かったのは「一人暮らし・独居」の34.3%(424件)であり、施設への移行が「孤独」から「社会的つながり」への回復を促す構造が浮き彫りになっています。


Journalポイント
実はこれ、介護施設への入居が「人生のネガティブな終着点」ではなく、「心身の快復と社会的つながりの再出発点」になっているという事実なんです。
え、そうなんですか? 施設に入ると、どうしても元気がなくなってしまうイメージがありました。
実は今、在宅での「独居高齢者の孤独」が深刻な課題となっていて、今回の調査でも入居前は約34%が一人暮らしでした。それが施設に入ることで、日常的な交流が生まれているんです。
でも、それってもともと社交的な人だけが馴染めているんじゃないんですか?
決してそうではありません。数字で言うと、53.2%もの人が「友人や交流の回復」を実感しており、施設内のレクリエーションや共通の趣味を通じて、自然とつながりが生まれています。
なるほど!じゃあ、身体的な面でも何か良い変化があるってことですか?
その通りです。在宅では難しい専門ケアによって、12.3%が身体機能の向上を、14.0%が食欲改善を実感しており、「車椅子から歩行器へ歩行回復した」という劇的な事例もあります。
介護現場におけるリハビリや栄養管理の KPI って、やっぱり施設ごとに大きく異なるものなんですか?
KPIというのは重要業績評価指標のことで、組織の目標達成度を測る尺度のことです。はい、これまでは「安全管理」が最優先のKPIでしたが、最近は「入居者の自立支援やQOL向上」を重視する施設が増えています。
他の会社や業界全体でも、このような「ポジティブな変化」に注目した取り組みは始まっているのでしょうか?
実は業界全体が「ケアの質の可視化」へとシフトしていて、今回のSpeeeのようにリアルな体験談データを蓄積・分析し、マッチング精度を高める動きが活発化しています。
なるほど、介護のイメージがガラリと変わりました。非常に勉強になりました!


