プレスリリース要約
プレナスが展開する定食レストラン「やよい軒」は、新商品『~8種の彩り~アカモクねばとろ定食』の発売を記念し、XとInstagramの双方で異なるアプローチのSNSキャンペーンを開始しました。媒体特性に合わせたインセンティブ設計や、公式アプリへの誘導など、外食チェーンにおけるデジタルマーケティングの好例として注目されます。
株式会社プレナスは、2026年4月末時点で国内376店舗を展開する「やよい軒」において、公式Xおよび公式Instagramで『アカモクねばとろ定食 発売記念キャンペーン』を5月8日から5月18日まで実施します。Xでは「やよい軒お食事券3,000円分」が抽選で10名に当たり、期間中は毎日応募が可能です。一方、Instagramではアウトドアブランドの「ロゴス バックアシストアームチェア」を2脚セットで2名にプレゼントする内容となっています。このように、プラットフォームごとのユーザー層の特性に応じた賞品選定と応募導線が設計されています。
今回のキャンペーン対象である『~8種の彩り~アカモクねばとろ定食』は、健康志向の顧客をターゲットにした新メニューです。やよい軒は公式SNS(X、Instagram、LINE)を活用した情報発信に注力しており、今回の企画を通じて店舗への来店促進とSNSのフォロワー獲得、さらにはブランド認知の拡大を図ります。また、同社は出前館やUber Eatsと直接連携し、クーポン機能なども備えた「やよい軒公式アプリ」の普及も並行して進めており、SNSからアプリ、そして実店舗へと繋げるデジタル顧客体験のシームレスな統合を目指しています。


Journalポイント
実はこれ、単なるプレゼント企画ではなく、SNSごとの特性を活かした マルチチャネル戦略 なんです。XとInstagramで、獲得したい顧客層や行動が明確に分けられているんですよ。
え、そうなんですか?同じ新商品のキャンペーンなのに、わざわざ別々の賞品や仕組みを用意するメリットって何ですか?
実は今、SNSのユーザー属性が多様化しており、一律の施策では効果が出にくくなっているという課題があります。拡散力の高いXでは認知を広げ、視覚的なInstagramではライフスタイルに共感するコアなファンを育てるという、エンゲージメントの最適化が狙いですね。
でも、それってもともと1つのキャンペーンにまとめた方が、手間もコストもかからないんじゃないんですか?
エンゲージメントというのは、顧客がブランドに対して抱く愛着や信頼関係のことで、SNSマーケティングでは非常に重要です。一括で実施すると、XのユーザーにInstagram用の高価な賞品が届いてしまい、拡散という本来の強みが活きないなど、効率が悪くなることがあるんです。
なるほど!じゃあ、やよい軒は実店舗への来店だけでなく、デジタル上での顧客接点を増やす OMO を意識しているってことですか?
OMOというのは「Online merges with Offline」の略で、ネットとリアルの境界をなくし、顧客体験を向上させる仕組みのことです。やよい軒では公式アプリからデリバリーを直接注文できたり、クーポンを提供したりと、SNSからアプリ、実店舗へと繋ぐシームレスな デジタル顧客体験 を作っています。
他の飲食チェーンでも、同じようにSNSとアプリを連動させた取り組みが増えているのでしょうか?
はい、業界全体が デジタル顧客基盤 の構築へシフトしています。単に安さを訴求するだけでなく、デジタル上で顧客と日常的な関係性を築き、いかに自社アプリなどの「独自のチャネル」に顧客を呼び込めるかが、今後の競争を勝ち抜く鍵になっています。
なるほど、SNSは入り口で、本命はアプリや実店舗でのリピート化なんですね。とても勉強になりました!

