プレスリリース要約
光文社は、砂糖に比べ糖質を約30%カットできる天然の発酵甘味料「糀みつ」を用いたレシピ本を発売します。健康志向やウェルネス市場が急速に拡大する中、伝統的な発酵技術を現代の食生活に最適化させた新しい調味料の活用法を提案しており、食品・ヘルスケア分野の事業開発者にとっても注目のアプローチです。
光文社は、2026年5月12日に健康レシピ集『カラダに優しい“砂糖いらず”の健康調味料「糀みつ発酵料理73」』を発売します。本書で特集される「糀みつ」は、米糀から作られた糀甘酒を濃縮した自然由来の発酵甘味料です。同量の砂糖と比較して糖質が約30%カットされているほか、腸内環境を整えるイソマルトオリゴ糖が甘酒の十数倍、健康維持に欠かせないアミノ酸の総量はハチミツの148倍、うま味成分であるグルタミン酸は500倍含まれるなど、高い栄養価と機能性を兼ね備えている点が大きな特徴です。
本書は、世界的なパティシエである辻󠄀口博啓氏や、サッカー・ラグビー日本代表の専属シェフを務める西芳照氏など、第一線で活躍するプロの料理人が考案したレシピを含む全73品をオールカラーで掲載しています。ターゲットは日頃から健康や美容への意識が高い層ですが、砂糖やみりんの代替として手軽に使える実用的なメニューが豊富です。開発元である魚沼醸造の社員によるレシピも収録されており、B2Cにおける新素材の認知拡大と、ライフスタイルへの浸透を図る戦略的な一冊となっています。


Journalポイント
実はこれ、単なるレシピ本の出版にとどまらず、新しい健康甘味料の市場をゼロから創り出すための ブランド戦略 でもあるんです。
え、そうなんですか? 本を売ることで、甘味料そのものの認知度や需要を高めようとしているということですか?
はい。新しい健康素材を開発しても、消費者に「使い方がわからない」と思われては普及しません。そこで、プロの料理人や開発メーカーと組んで、日常の食卓で使える具体的な ユースケース を提示しているのです。
低糖質な甘味料や健康に良いとされる砂糖の代替品って、すでにはちみつなど色々存在していますよね?
確かにそうですが、糀みつは 砂糖比で糖質30%オフ なだけでなく、アミノ酸がはちみつの 148倍、グルタミン酸が 500倍 も含まれています。単なる甘味の代用ではなく、料理のコクや照りを出す「万能調味料」として機能する点が強みです。
なるほど! 調味料としての実用性が非常に高いのですね。これって、食品業界における B2B の素材ビジネスにも応用できる展開でしょうか?
B2Bというのは「企業間取引」のことで、素材メーカーが他社製品の原材料として自社素材を売り込むビジネスモデルです。まさにその通りで、最終消費者に「糀みつ」のファンを作っておくことで、他社の食品メーカーが自社製品に採用しやすくなるメリットがあります。
なるほど、消費者の需要を先に作ってしまうのですね。他の食品メーカーや健康食品業界でも、似たようなアプローチは増えているのですか?
現在、多くの産業で ウェルネス を軸にした製品開発が進んでいます。素材の機能性を一方的にアピールするのではなく、生活者のライフスタイルにどう溶け込むかをデザインする視点が、今後の事業開発において不可欠になっています。
素材そのものの価値だけでなく、それを生活にどう取り入れるかの提案がビジネスの鍵になるのですね。勉強になりました!


