プレスリリース要約
デジタルアートの企画制作を手掛ける株式会社一旗がプロデュースする「動き出す妖怪展 TOKYO」の来場者数が、開幕から約1か月半で5万人を突破しました。伝統的な日本の妖怪美術と最先端のデジタル技術を融合させた本展は、体験型コンテンツ(イマーシブアート)が持つ高い集客力と、文化資源をビジネスに昇華させる新たな手法として注目を集めています。
東京・天王洲の寺田倉庫 G1ビルで開催中の「動き出す妖怪展 TOKYO 〜Imagination of Japan〜」は、2026年3月27日の開幕以来、好調な動員を記録し、5万人突破を記念したセレモニーが実施されました。本展は、江戸・明治時代の「百鬼夜行絵巻」や「百物語」といった日本古来の妖怪美術を、3DCGやプロジェクションマッピング、ホログラフィックスクリーンなどの最先端技術と立体造形で再現した、世界初のイマーシブ体感型デジタルアートミュージアムです。5万人目の来場者には、公式図録やオリジナルグッズなどの記念品が贈呈されました。
本展は、西尾市岩瀬文庫や小豆島の妖怪美術館などの協力を得て、学術的な解説を交えながら現代のポップカルチャーにつながる妖怪文化を紐解く構成となっています。会場には、座って鑑賞できるスペースを設けるなどシニア層への配慮がなされているほか、ノンバーバル(非言語)で直感的に楽しめるコンテンツを中心に据え、英語解説も併記することで、子どもから外国人観光客まで幅広い層が楽しめる設計となっています。チケットは大人2,600円、学生1,800円などで販売され、2026年6月28日まで開催される予定です。


Journalポイント
実はこれ、単に映像が綺麗なだけではなく、文化資源のデジタル化によって、これまで届かなかった層へアプローチする仕組みが構築されているんです。
え、そうなんですか?デジタルアートって、若い人向けのインスタ映えスポットというイメージが強かったのですが……。
実は今、地域の歴史的な文献や美術品は、保管の難しさや認知度不足という課題を抱えています。本展は、そうした貴重な文化資産を3DCGやホログラムで動かすことで、大人から子どもまで直感的に楽しめる形に変換しているんです。
でも、それってもともと美術館や博物館が展示しているものですよね?わざわざイマーシブにする必要はあるんですか?
「イマーシブ」とは、主観的にその世界に入り込むような没入体験のことです。没入型の演出にすることで、言葉の壁や知識の有無を超えて体験を共有できるようになり、開幕からわずか1か月半ほどで5万人を超える動員を達成しました。
なるほど!「イマーシブ」というのは、頭で理解する前に身体で体験させる手法のことなんですね。じゃあ、ビジネスとしてはどんなメリットがあるんですか?
ビジネス視点では、ノンバーバルな演出によりインバウンド需要をダイレクトに取り込める点や、ユニークな体験価値を提供することで、物販やチケットの単価を高く設定しやすいというメリットがあります。
他の会社も似たようなデジタルアート展を開催していますが、一旗の強みはどこにあるんでしょうか?
多くのデジタルアートが抽象的な映像美を競う中、彼らは地域の博物館や美術館と特別協力体制を敷き、本物の文化背景に裏打ちされたストーリー性を持たせています。これが他社との差別化になり、知的財産としての価値を高めているんです。
なるほど、ただの技術自慢ではなく、本物の文化と最先端技術の掛け合わせだからこそ、これだけの人が集まるんですね。勉強になりました!

株式会社一旗
- 代表
- 東山武明
- 所在地
- 愛知県名古屋市西区那古野2-14-1 なごのキャンパス3F 3-2
- URL
- www.hitohata.jp
