プレスリリース要約
株式会社トレードワークスは、トレイダーズ証券株式会社に対し、Web3技術を活用したロイヤリティ顧客向けプレゼント配布ソリューションの提供を開始しました。手数料無料化が進む証券業界において、最重要課題である富裕層・高資産顧客のエンゲージメント強化をデジタルで支援する注目の取り組みです。
金融システム開発大手の株式会社トレードワークスは、2026年5月8日、トレイダーズ証券株式会社への「ロイヤリティ顧客向けプレゼント配布ソリューション」の提供開始を発表しました。本ソリューションは、トレードワークスが開発・提供するWeb3技術を活用した特典配信システム「toku-chain」をベースに、トレイダーズ証券のロイヤリティ顧客(富裕層・高資産顧客)向けにカスタマイズされた専用プラットフォームです。これにより、厳選されたギフトの選択から配送手配、配送状況の確認までを一貫してデジタル上で管理できるようになります。
証券業界では、国内株式取引委託手数料の無料化(ゼロ化)に伴い、従来の取引手数料依存型から、顧客エンゲージメントや資産管理サービスを軸とした新たな収益モデルへのシフトが急務となっています。今回のソリューションでは、顧客の取引状況や継続利用に応じたパーソナライズドギフトをデジタルで配布します。プレゼントの調達や手配業務は株式会社SoGooが担い、トレードワークスはシステム基盤を提供することで、金融機関が求める高い信頼性と、富裕層向け施策の運用効率化の両立を実現しています。
Journalポイント
実はこれ、単なるデジタルギフト券の送付ではなく、Web3技術を使って顧客ごとにパーソナライズされた特別な体験を提供する仕組みなんです。
Web3ですか? 最近よく耳にしますが、金融機関のプレゼント配布にどう役立つのかイメージが湧かないです。
Web3というのはブロックチェーン技術を活用した次世代の分散型インターネットのことで、データの改ざんが難しく透明性が高いのが特徴です。今回はこれを使って、顧客一人ひとりのステータスや特典の権利を安全に証明・管理しているんですよ。
なるほど。でも、それって従来の顧客管理システムを使ってプレゼントを郵送するのと何が違うんですか?
従来のシステムだと一律の配布になりがちですが、今回は顧客の取引状況や継続年数に応じて、システムが自動で最適なギフトをパーソナライズして提案します。配送管理までプラットフォーム上で一元化できるため、運営コストも大幅に削減できるんです。
なるほど!それなら富裕層のお客さんも自分のスマホから好きなギフトを簡単に選べて、金融機関側の手間も減るわけですね。
その通りです。さらに、将来的にはこの基盤を使って、NFTなどのデジタル資産や、非金融アセットである会員限定イベントの参加権といった特別な「体験」を特典として配布することも可能になります。これがtoku-chainの強みですね。
NFTという言葉も出てきましたが、他の証券会社や銀行もこうしたデジタルエンゲージメントに注目しているんですか?
NFTというのは代替不可能なデジタル証明書のことで、固有の価値を証明できる技術です。今、金融業界全体が手数料ゼロ化による収益悪化に直面しており、富裕層の囲い込みに向けたデジタル投資を急速に強化している状況なんですよ。
手数料競争から顧客体験の競争に移っているのですね。Web3技術の意外な活用法が知れて勉強になりました!


