プレスリリース要約
オートデスク株式会社は、クラウドベースの映像制作プラットフォーム「Autodesk Flow Studio」に、新たな生成AIモデル「Wonder 3D」を追加したと発表しました。テキストや画像から編集可能な3Dキャラクターやオブジェクトを生成できるこの技術は、3D制作の初期工程を劇的に効率化するとして注目を集めています。
米国Autodesk社は、2026年5月12日、AIを活用したクラウドベースの映像制作・キャラクター制作プラットフォーム「Autodesk Flow Studio(旧Wonder Studio)」において、新世代の生成AIモデル「Wonder 3D」の搭載を発表しました。本機能は、ユーザーが入力したテキストプロンプトや2Dの参考画像から、編集可能な3Dキャラクターやオブジェクトを短時間で自動生成するものです。これにより、従来は専門的なスキルと多大な時間を要していた3Dアセットの制作工程を大幅に短縮し、コンセプトデザインからプロトタイピングまでのスピードを加速させます。
「Wonder 3D」は、単なるビジュアルの生成にとどまらず、生成後に「Maya」や「Blender」などの主要な3Dツールで編集可能なデータ(OBJ形式等)として出力できる点が最大の特徴です。主な機能として、テキストから3Dモデルを作る「Text to 3D」、手書きスケッチや写真から3D化する「Image to 3D」などを備えています。ゲーム開発、映像制作、XR(クロスリアリティ)、3Dプリントなど、幅広いクリエイティブ領域の事業者や開発チームを対象としており、無料プランからエンタープライズ向けプランまで、クレジット制にて幅広く提供されます。
Journalポイント
実はこれ、単に3Dモデルを作るだけでなく、プロの制作現場で即座に編集・修正できるデータをAIが書き出してくれる点が画期的なんです。
え、そうなんですか?最近よく耳にする画像や動画を作るAIとは、具体的に何が違うのでしょうか?
AIというのは人工知能のことで、コンピュータが人間のように学習や判断を行う技術です。これまでの画像生成などとは違い、今回のモデルはプロが使う3Dソフトでそのまま編集できる形式のデータを書き出せるのが強みです。
実物のキャラクターのように、後からポーズを変えたり、色を塗り替えたりできるということですね。
その通りです。例えば、キャラクターを1体作るだけでも数日から数週間かかることがありました。しかし、このツールを使えば、テキスト入力から数分でベースとなるモデルが完成します。試作のスピードが 数十倍 に跳ね上がるイメージですね。
なるほど!それなら、予算の少ないゲーム開発会社や、個人のクリエイターでも驚くほど高品質な映像を短期間で作れるようになりますか?
はい、十分に可能です。特に Flow Studio はクラウド上で動作するため、高価な機材がなくてもブラウザから利用できます。アイデアさえあれば、大企業と同等のスピード感で高品質なプロトタイプを制作できるようになります。
他の大手のIT企業やソフトウェアメーカーも、同じような3Dの自動生成技術を競って開発しているのでしょうか?
実は今、業界全体が「制作プロセスの民主化」へシフトしています。多くの企業が3D生成に参入していますが、オートデスク は長年業界標準のツールを提供してきた実績があるため、既存ワークフローとの連携の強さで一歩リードしています。
なるほど、単に新しい技術というだけでなく、今までの仕事のやり方を劇的に変えるツールなんですね。勉強になりました!

オートデスク株式会社

- 代表
- 中西 智行
- 所在地
- 東京都港区虎ノ門1-23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー8F
- URL
- www.autodesk.com/jp
