プレスリリース要約

富士マイクロ株式会社は、国立国会図書館が所蔵するマイクロフィルム2400本のネガ複製業務を完了しました。2025年末のマイクロフィルム製造終了という歴史的節目において、貴重な文化的資産を将来デジタル化するための基盤を確保したこの取り組みは、情報資産の長期保存とDX推進の観点から注目されています。

富士マイクロは、国立国会図書館から受託した「令和7年度 マイクロフィルム(ポジ)からのマイクロフィルム(ネガ)複製業務」を2026年3月に完了しました。対象となったのは35mmポジフィルム2400本です。本業務は、将来のデジタル化の際に、利用による歪みなどが生じたポジフィルムを直接スキャニングするのではなく、高品質なスキャニング用のネガフィルムを複製して用いることで、デジタル化時の画質や品質を確保することを目的に行われました。同社の57年にわたる技術と設備がこの国家的な文化遺産の保存プロジェクトを支えています。

背景には、2025年12月にマイクロフィルムおよび処理薬品の製造・販売が終了したという業界の歴史的転換点があります。これにより新規のマイクロフィルム作製が不可能となるため、今回はネガフィルムを作製できる「最後の機会」でした。富士マイクロは、輸送中も含めて温度21℃・相対湿度45%を維持する厳格な環境管理や、JIIMA認定の文書情報管理士などの専門スタッフを配置し、解像力100本/mm以上の高精度な複製を実現。熊本本社の強固な耐火書庫を活用し、セキュリティと品質を両立させながら業務を完遂しました。

PR Times掲載画像
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Journalポイント

編集部

実はこれ、単に古いフィルムをコピーしただけではなく、将来のデジタル化を見据えた極めて高度な品質管理プロジェクトなんです。

え、そうなんですか?ただスキャンしてパソコンに保存すればいいわけではないのですか?

読者
編集部

実は今、直接古いフィルムをスキャンすると、利用による歪みや傷のせいで綺麗にデータ化できないという課題があるんです。そのため、まずは高品質なスキャニング用のネガを複製する必要がありました。

なるほど。でも、それってもともとある技術で簡単にできるものじゃないんですか?

読者
編集部

それが非常に難しいんです。今回は解像力100本/mm以上という極めて高い精度が求められました。さらに、輸送中や保管中も常に温度21℃、湿度45%をキープしなければならないという厳しい環境基準もありました。

そこまで徹底するのですね!これほどの作業はどのような人が担当しているのですか?

読者
編集部

今回の業務では、JIIMA認定の文書情報管理士という専門資格を持ったプロフェッショナルが複製や検査のすべてを担当しました。長年のノウハウを持つ富士マイクロだからこそ実現できた品質ですね。

素晴らしい技術ですね。ちなみに、最近よく聞くDXの観点から見ると、この取り組みはどのように位置づけられるのでしょうか?

読者
編集部

DXというのはデジタルトランスフォーメーションのことで、デジタル技術で社会やビジネスを変革することを指します。今回の複製は、アナログな歴史資料をデジタルデータに変換して、将来的に生成AIなどで活用できるようにするための重要な土台作りなんです。

ただ保存するだけでなく、未来の技術で活用するための準備なんですね。とても勉強になりました!

読者
富士マイクロ株式会社 ニュース要点の図解

富士マイクロ株式会社

代表
久永 耕三
所在地
熊本市東区石原1-3-53
URL
www.fujimicro.co.jp
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