プレスリリース要約

サステナビリティ開示支援SaaSを展開するシェルパ・アンド・カンパニーが、GHG排出量算定の専門知見を持つBelieve Technologyを完全子会社化しました。これにより、企業の脱炭素経営において最大のボトルネックとなっている「Scope3」の算定から情報開示までを、一気通貫でサポートする体制が強化されます。

シェルパ・アンド・カンパニーは、サステナビリティデータ・プラットフォーム「SmartESG」を提供し、大企業を中心に約100社の導入実績を持つ企業です。同社は2026年5月12日、温室効果ガス(GHG)排出量算定コンサルティングで累計100社以上の実績を持つBelieve Technologyの全株式を取得し、完全子会社化したと発表しました。両社は2026年3月に業務提携し、AIを活用した算定システム「SmartESG Carbon」を提供していましたが、今回の統合により同システムを事業部化し、組織的な一体化を図ります。

今回の買収の背景には、サステナビリティ基準委員会(SSBJ)による新しい開示基準の適用や、排出量データの信頼性を担保する第三者保証への対応要求が高まっていることがあります。特にサプライチェーン全体(Scope3)の排出量算定は、膨大なデータ収集と厳格な証跡管理が必要であり、多くの企業にとって大きな負担となっています。新体制では、Believe Technologyが持つ高度なデータ加工技術や国際監査基準に準拠した算定ノウハウを「SmartESG Carbon」に統合し、財務報告と同等の信頼性とスピードを備えた内部統制ニーズに対応します。

PR Times掲載画像

Journalポイント

編集部

実はこれ、単に「環境に優しい企業を目指す」という話ではなく、企業の財務諸表監査と同じレベルの厳密さが求められ始めているという大きな変化なんです。

え、そうなんですか?環境のデータって、そんなに厳しくチェックされるようになるんですか?

読者
編集部

そうなんです。これまでは「だいたいの目安」で済んでいた温室効果ガスの排出量ですが、今後は第三者保証という、監査法人などのチェックに耐えられる証跡が不可欠になるんです。

でも、それってもともと表計算ソフトとかで計算すれば十分じゃないんですか?

読者
編集部

自社だけの排出量ならまだしも、取引先を含めたScope3と呼ばれるサプライチェーン全体の計算となると、データの数が膨大で手作業では限界があるんです。

なるほど!だから効率化のためにSaaSなどのシステムを導入する必要があるんですね?

読者
編集部

SaaSというのは「インターネット経由で必要な機能を利用するソフトウェアサービス」のことで、まさにその通りで、今回の統合によって、AIを活用して複雑な活動量データを自動で取り込み、瞬時に計算してそのまま開示データに連携できるようになります。

他の会社も同じようにシステム化を急いでいるんでしょうか?

読者
編集部

ええ、業界全体が脱炭素経営のインフラ化へシフトしています。単に開示するだけでなく、算定プロセスそのものの信頼性をどう担保するかが、今の開発競争の焦点ですね。

ただの数字集めではなく、信頼性を担保する仕組み作りが重要なんですね。勉強になりました!

読者
シェルパ・アンド・カンパニー株式会社 ニュース要点の図解

シェルパ・アンド・カンパニー株式会社

代表
杉本淳
所在地
東京都品川区西五反田3-6-32 TERRACE SITE GOTANDA1F
URL
cierpa.co.jp
採用情報はこちら

この企業とつながりたい方、興味がある方はこちらから

Connect Journalでは、掲載企業へのおつなぎ・詳細情報のご提供を行っております。
お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ