プレスリリース要約
女性向けヘルスケア事業を展開するFlora株式会社は、京都産業21の「令和7年度 京都エコノミック・ガーデニング支援強化事業」に採択されました。同社はウェアラブルデバイスとLINEを活用し、生理周期と生体データを統合分析する女性アスリート向けの実証を開始。フェムテック領域の新たなデータ基盤構築として注目されます。
Floraは、公益財団法人京都産業21が実施する「令和7年度 京都エコノミック・ガーデニング支援強化事業 事業化促進コース」に採択されました。この支援を受け、同社は女性アスリート100名を対象に、4ヶ月間の実証実験を実施します。LINEアプリを用いた生理周期の自己管理データと、ウェアラブルデバイスから取得する運動や睡眠などの客観的な生体データを連動させ、女性のコンディション変化と行動データの関係性を時系列かつ多変量で可視化・分析する統合データ基盤の検証を行います。
本実証では、FloraのLINEアカウントに搭載された「生理周期連動型アンケート配信ボット」を活用し、ユーザーの周期フェーズに合わせた最適なタイミングで主観データを取得します。これに心拍数や睡眠時間などのウェアラブルデータを掛け合わせることで、従来は困難だった「生理周期に伴う心身の変化」を定量的に捉えます。初期フェーズでは生活習慣が安定しているアスリートを対象に技術・データの精度検証を行い、将来的にはすべての女性が活用できる汎用プロダクトの開発を目指す方針です。

Journalポイント
実はこれ、アスリートをターゲットにした製品を作ることが最終目的ではないんです。
え、そうなんですか?アスリート向けの専用アプリを開発するわけじゃないんですね。
そうなんです。実は今、生理周期と体調の関係を正確に分析する上で、生活習慣の乱れがデータのノイズになるという課題があるんです。
でも、それってもともと一般の女性を対象にデータを集めたほうが、実態に即したデータが集まるんじゃないですか?
そこで アスリート の出番なんです。彼女たちは食事や運動、睡眠などの生活習慣が比較的安定しているため、余計なノイズを排除して、純粋な 生理周期 と生体データの関係性を高精度に検証できるんですよ。
なるほど!じゃあ、まずはデータの精度を高めるための「実験室」としてアスリートを起点にしているってことですか?
その通りです!今回は 100名 を対象に 4ヶ月間 の実証を行います。ここで得られた再現性の高いデータ設計をベースにして、最終的には一般の女性向けのサービスへ展開していく計画です。
他の会社も似たようなこと、つまりウェアラブルを使ったPoCをしてそうですが、何が違うんですか?
PoCというのは「概念実証」のことで、新しいアイデアや技術が実現可能かを検証するプロセスのことです。実は、単にデバイスのデータを集めるだけの企業は多いのですが、Floraは「どのタイミングで、どうデータを組み合わせて分析するか」という データ設計 からアプリ実装までを一気通貫で支援できる強みを持っています。
データの組み合わせ方そのものにノウハウがあるんですね。勉強になりました!

Flora株式会社

- 代表
- クレシェンコ アンナ
- 所在地
- 京都府京都市左京区吉田橘町 32番地
- URL
- biz.flora-tech.jp/ja
