プレスリリース要約

JR東日本は、2026年5月から気仙沼線BRTの専用道において、自動運転レベル4での走行を実施すると発表しました。最高速度約60km/h、走行距離約15.5kmは国内のバスにおけるレベル4運行として最速・最長となります。地域交通の維持に向けた、最先端モビリティ技術の実用化として注目が集まります。

JR東日本は、グループ経営ビジョン「勇翔2034」に掲げる「技術力の深化と進化」の一環として、自動運転バスの実用化を進めてきました。今回の取り組みでは、2026年5月29日から7月4日までの毎週金・土曜日に、気仙沼線BRTの柳津駅から水尻川AP間の専用道(約15.5km)において、自動運転レベル4での走行を実施します。これは、特定の条件下でシステムがすべての運転操作を行い、運転士の監視や介入を必要としない運行を意味します。東北地方におけるレベル4の自動運転に関する認可等の取得は、同社が初の事例となります。

今回の運行では、BRT専用道内に約2m間隔で埋設された磁気マーカと、車両に搭載された磁気センサを活用して自車位置を高精度に認識します。これにより、GNSS(全球測位衛星システム)の電波が届きにくいトンネル内でも安定した走行が可能となり、国内最速となる最高速度約60km/hでの自動運転を実現しました。一般の希望者も無料で乗車できる形態で運行され、同社は今回の運行結果を踏まえ、2028年度までに一般道区間を含むレベル4自動運転の実現を目指す方針です。

PR Times掲載画像
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Journalポイント

編集部

実はこれ、単なる実験レベルではなく、時速60キロという実用的な速度で15.5キロもの長距離を走り抜ける、国内最先端のプロジェクトなんです。

え、時速60キロも出るんですか?自動運転のバスってもっとゆっくりトコトコ走るイメージでした。そもそもBRTって普通のバスと何が違うんですか?

読者
編集部

BRTというのはバス・ラピッド・トランジットの略で、専用の道路を走ることで遅れずに早く移動できるバスシステムのことです。実は今、地方の路線バスは深刻な運転士不足に直面しており、将来にわたって路線を維持するためには、運転士が不要となる自動運転の確立が急務となっているんです。

なるほど、専用道を走るバスなんですね。でも、自動運転ってGPSとかのGNSSで位置を測りながら走るんですよね?トンネルの中だと電波が途切れて危なくないですか?

読者
編集部

GNSSというのは人工衛星を使って地球上の位置を測るシステムのことで、GPSもその一種です。今回はトンネル対策として、道路に磁気マーカを約2メートル間隔で埋め込んでいます。車体のセンサでこの磁気を読み取ることで、電波の届かない場所でも数センチの誤差で自車位置を把握できるんですよ。

なるほど!衛星だけに頼らない二段構えの仕組みなんですね。ということは、今回は運転席に誰も座らない、完全な無人運転になるのでしょうか?

読者
編集部

今回は安全のために乗務員が同乗しますが、システムとしてはレベル4、つまり特定の条件下でシステムがすべての運転操作を行う状態です。これまでは万が一に備えて運転士が常に監視していましたが、今回はシステムが主体となるため、運行の省力化に向けた大きなブレイクスルーになります。

運転士不足の救世主になりそうですね!他の鉄道会社やバス会社でも、同じような自動運転の導入は進んでいるのでしょうか?

読者
編集部

実はモビリティ業界全体が自動運転社会の実現に向けて急ピッチで動いています。他の自治体や私鉄でも実証実験が行われていますが、今回のJR東日本のように認可を取得して実際の路線で最速・最長のレベル4運行を行う事例は、今後の業界の標準モデルになると見られています。

専用道という強みを活かした現実的なアプローチなんですね。地方交通の未来がどう変革していくのか、とても楽しみになりました!

読者
東日本旅客鉄道株式会社 ニュース要点の図解

東日本旅客鉄道株式会社

代表
喜㔟陽一
所在地
東京都渋谷区代々木2-2-2 JR東日本本社ビル
URL
www.jreast.co.jp

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