プレスリリース要約
株式会社チケットプラスと株式会社Fanplusは、2026年6月6日に開催される総合格闘技イベント「RIZIN LANDMARK 14 in SENDAI」の有料視聴チケット販売および配信を、自社プラットフォーム「StreamPass」と「FanStream」で行うと発表しました。主催者への高い収益還元率を強みとする新しいエンタメ配信ビジネスの形として注目されます。
本発表は、2026年5月15日に公開されました。両社は、同年6月6日にゼビオアリーナ仙台で開催される「RIZIN LANDMARK 14 in SENDAI」の配信視聴チケットを、5月15日より販売開始します。チケットは、RIZINの公式ファンクラブ「RIZIN 100 CLUB」会員向け割引価格(前売り4,700円など)と、一般向け価格(前売り5,500円など)の2系統で展開されます。メインカードであるフライ級タイトルマッチ「扇久保博正 vs. 神龍誠」をはじめとする全対戦カードがリアルタイムで配信され、イベント終了後には6月12日までアーカイブ配信も視聴可能です。
今回の配信を支えるのは、視聴PASS販売プラットフォーム「StreamPass」と、生配信視聴専用アプリ「FanStream」です。StreamPassは、ファンクラブ認証を通じた会員限定割引の適用や、デジタルコンテンツ「メモコレ」によるオンラインくじ、配信ページ内でのグッズ販売をワンストップで提供します。FanStreamは、リアルタイムでのコメント投稿やギフティング機能を備え、アバターのカスタマイズパーツ販売などによる追加収益化を可能にします。これらのシステム連携により、単なる映像配信に留まらない、多角的なマネタイズとファンエンゲージメントの強化を実現しています。


Journalポイント
実はこれ、単なる映像配信ではなく、ファンクラブ会員基盤と直結したチケット販売網を構築している点が最大の強みなんです。
え、そうなんですか?一般的な配信プラットフォームとは何が違うんですか?
既存のプラットフォームではチケット購入とファンクラブの会員確認を別々に行う必要がありますが、このシステムではワンストップでFC認証ができるため、会員限定の割引価格をスムーズに提供できるんです。
でも、それってもともと大手プラットフォームでも対応できそうな機能じゃないんですか?
大手では個別のファンクラブシステムと連携するのが難しく、手数料も15%〜30%程度引かれるのが一般的です。一方で、今回の「StreamPass」は自社グループでFC運営をしているため、手数料を抑えて高い還元率を実現できるという具体的な強みがあります。
なるほど!じゃあ、主催者はより多くの収益を得られて、ファンもお得に視聴できるってことですか?
その通りです。さらにアプリ「FanStream」では、視聴中にアバターやアイテムを贈るギフティング機能もあり、これが主催者の新たな副収入源になります。
ギフティングというのは、視聴者が配信中にデジタルギフトを送って配信者を支援する仕組みのことですね。でも、これって単発のイベント収益だけで、継続的な LTV の向上には繋がりにくいのではないでしょうか?
LTVというのは顧客生涯価値のことで、1人のファンが lifetime でどれだけサービスにお金を使ってくれるかという指標です。このシステムでは、配信をきっかけにファンクラブへの入会を促し、継続的な月額課金やグッズ購入へと繋げる導線が設計されているため、LTVの向上に大きく貢献します。
他の会社も似たような独自プラットフォームの構築を進めているんですか?
はい、スポーツや音楽業界全体が、大手プラットフォーム依存から脱却し、自社でファンデータを直接管理するD2Cモデルへシフトしています。
なるほど、データの活用まで見据えた戦略なんですね。勉強になりました!


