プレスリリース要約

デジタルインフラ大手のエクイニクスは、マレーシア・クアラルンプールに新たなデータセンター『KL2』を建設すると発表しました。投資額は1億9,000万米ドルを超え、急成長する東南アジアのAIやクラウド需要に対応します。シンガポールと隣接するジョホール、クアラルンプールを繋ぐ戦略的拠点として注目されます。

エクイニクスは、マレーシアのクアラルンプール近郊のサイバージャヤに、新たなIBXデータセンター『KL2』を建設します。総投資額は1億9,000万米ドルを超え、全面稼働時には2,200以上のキャビネットを提供する予定です。同施設は既存の『KL1』から1キロメートル未満の至近距離に位置し、マレーシア国内で4番目のデータセンター拠点となります。同国政府が進める国立人工知能オフィス(NAIO)やMyDIGITALといったデジタル化・AI推進の戦略的取り組みに同調し、急増する高度なデジタルインフラ端境の需要に応えるものです。

KL2は、次世代AIやハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)の高密度処理に対応するため、総容量の大部分に先進的な液体冷却ソリューションを導入します。また、同社の相互接続サービス『Equinix Fabric』を介して、クアラルンプール、ジョホール、そしてシンガポールの各拠点をシームレスに結びます。これにより、企業は分散型AI(Distributed AI)やハイブリッドマルチクラウド環境をASEAN全域で安全かつ低遅延で展開できるようになります。さらに、稼働初日から再生可能エネルギー100%での運営を目指すなど、持続可能性にも配慮しています。

Journalポイント

編集部

実はこれ、単に新しい施設ができるという話ではなく、東南アジアにおける データセンターの地殻変動 を象徴する極めて重要な動きなんです。

え, そうなんですか?単にマレーシア国内のインターネット回線やインフラが少し便利になるという話ではないのですか?

読者
編集部

実は今、東南アジア全域で AIやクラウドの急成長 に伴って、膨大なデータを高速処理できる高度なデジタルインフラが圧倒的に不足しているという深刻な課題があるんです。

でも、東南アジアのハブと言えばシンガポールですよね。もともと設備が整っているシンガポールに建てれば済む話じゃないんですか?

読者
編集部

シンガポールは非常に優秀なハブですが、土地や電力の供給制約から、新規データセンターの建設が厳しく制限されています。そこで隣国である マレーシア がその巨大な受け皿として今、急浮上しているのです。

なるほど、そういう背景があるのですね!ということは、マレーシアはシンガポールの単なる代替地として選ばれているということですか?

読者
編集部

単なる代替地ではなく、マレーシア政府も 国立人工知能オフィス を設立するなど、国を挙げてAI産業の誘致に注力しています。今回のKL2は、高発熱なAIサーバーを冷やすための 液体冷却ソリューション も標準装備しているんですよ。

液体冷却なんて技術があるのですね。でも、拠点が国をまたいで分散してしまうと、データのやり取りが遅くなったり分断されたりしないんですか?

読者
編集部

液体冷却というのは液体でサーバーを効率的に冷やす技術のことで、高密度なAI処理に不可欠なものです。遅延問題については、同社の Equinix Fabric という専用ネットワークで各拠点が直結されるため、国をまたいでも一つの巨大なインフラとしてシームレスに連携できます。

なるほど、ネットワークで一体化されるわけですね。他のグローバル企業も、同じようにマレーシアへの投資を増やしているのでしょうか?

読者
編集部

実は業界全体が マレーシアへのシフト を強めていて、メガクラウド事業者や多国籍企業がこぞってこの地域に投資しています。東南アジア全体のデジタル経済を牽引する一大拠点になりつつあるんです。

なるほど、東南アジアのビジネス地図そのものが今、大きく塗り替わりつつあるのですね。非常に勉強になりました!

読者
エクイニクス・ジャパン株式会社 ニュース要点の図解

エクイニクス・ジャパン株式会社

代表
小川 久仁子
所在地
東京都港区赤坂9丁目7番2号  ミッドタウンイースト 8F
URL
www.equinix.co.jp
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