プレスリリース要約

大手酒類メーカーの大関は、ロングセラーブランド「のものも」から、日本酒の炭酸割「酒ハイ」に最適化した夏限定商品を発売します。若年層やライト層を中心に広がる新しい日本酒の飲み方に着目し、既存ブランドの価値を再定義することで、夏のカジュアルな飲用シーンにおけるシェア拡大を狙います。

大関は2026年5月25日より、期間・数量限定で「のものも涼香蔵しぼり2Lはこ詰」を全国発売します。本商品は、1985年の発売以来「食卓の定番酒」として親しまれてきた「のものも」シリーズの夏限定ラインアップです。近年、日本酒と炭酸水を1対1で割る「酒ハイ(日本酒ハイボール)」が夏の新しい楽しみ方として定着しつつある中、このトレンドに対応する形で開発されました。すっきりとした後味を維持しながら、炭酸で割った際にラムネのような華やかな香りと軽やかな甘みが引き立つよう、独自の調整を施した酒質が特徴です。

ターゲットは日常的にお酒を楽しむ世帯層や、夏場に爽快なアルコール飲料を求める層です。パッケージには、冷涼感のある水色を基調に、ブランドモチーフである七福神や、うちわ、花火といった夏の風物詩を描き、店頭での季節感を演出しています。ベースとなる「のものも」は、2022年に独自の酵母と「新三段仕込」製法を用いてリニューアルされ、国内外の品評会「IWC 2024」などで高い評価を得ている品質の確かなブランドです。今回の限定商品は、大容量の2リットルはこ詰(オープン価格、アルコール度数13%)で提供されます。

Journalポイント

編集部

実はこれ、単なる季節限定商品ではなく、既存ブランドの延命と新規顧客開拓を同時に狙ったブランド・ストレッチ戦略なんです。

ブランド・ストレッチって何ですか?定番のイメージが崩れたりしないんでしょうか?

読者
編集部

ブランド・ストレッチというのは、すでに認知されているブランド力を活用して、新しいカテゴリーやターゲットへ製品を展開することです。今回は『のものも』という信頼感をベースに、若者に広がる酒ハイという新しい飲み方を提案しています。

なるほど。でも、日本酒を炭酸で割るのって、愛好家からすると邪道だと思われないんですか?

読者
編集部

そこがポイントです。実は今、アルコール市場では缶チューハイなどのRTD市場が急成長しており、日本酒も『重くて度数が高い』というイメージを払拭し、カジュアルに楽しんでもらう必要があります。炭酸割はその有力な手段なんです。

RTDというのは何のことですか?

読者
編集部

RTDというのは「Ready to Drink」の略で、缶チューハイのように開けてすぐ飲める低アルコール飲料のことです。この手軽さに対抗するため、大関は家庭で好みの濃さに割って楽しめる『2Lはこ詰』という大容量で、コスパと自由度をアピールしています。

なるほど!家飲み需要をしっかり掴みにいっているんですね。他社も同じような取り組みをしているんですか?

読者
編集部

はい、業界全体で日本酒の炭酸割や低アルコール化へのシフトが進んでいます。特に夏場の需要喚起策として、各社が専用の日本酒や割材を提案しており、伝統的な日本酒の枠を超えた新しい市場が形成されつつあります。

伝統を守るだけでなく、現代のライフスタイルに合わせて変化させていくことが重要なんですね。勉強になりました!

読者
大関株式会社 ニュース要点の図解

大関株式会社

代表
長部訓子
所在地
兵庫県西宮市今津出在家町4番9号
URL
www.ozeki.co.jp
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