プレスリリース要約

介護テックのRehab for JAPANは、小野薬品工業のCVCから第三者割当増資を実施しました。この調達を機に、両社はがん患者やサバイバーを対象とした「エクササイズ・オンコロジー(運動腫瘍学)」領域での事業開発を開始。医療と介護の知見を融合した新たなヘルスケアプラットフォームの構築を目指します。

株式会社Rehab for JAPANは、小野薬品工業株式会社の子会社である小野デジタルヘルス投資合同会社を引受先とする第三者割当増資を実施しました。医療技術の進歩に伴い、我が国のがん患者の5年生存率は64.1%に向上し、がんは「治療しながら生活する」時代へと移行しています。しかし、治療に伴う体力低下や生活機能の低下は患者のQOL(生活の質)に大きな影響を与えており、その解決策として運動やリハビリを行う「エクササイズ・オンコロジー(運動腫瘍学)」が世界的に注目を集めています。今回の出資は、この新領域における事業化を加速させるためのものです。

同社はこれまで、科学的介護ソフト「Rehab Cloud」を通じて介護や医療領域におけるリハビリ支援の知見やデータ活用を進めてきました。今後は、がん領域に強みを持つ小野薬品および、がん患者向け治療生活サポートツールを提供する株式会社michitekuと連携します。具体的には、がん専門のリハビリ職が伴走する運動支援サービスの開発や、エクササイズ・オンコロジーの理解促進、さらには高齢者データや患者データを活用した「健康寿命延伸に向けたケアサービスプラットフォーム」の構築に取り組み、患者の生活全体を包括的に支援する体制を整えていく方針です。

Journalポイント

編集部

実はこれ、単なる資金調達ではなく、製薬大手の知見リハビリテックが融合して新しい市場を創る、非常に先進的な取り組みなんです。

え、そうなんですか?がん患者さんのリハビリと聞いても、具体的に何をするのかあまりイメージが湧かないのですが。

読者
編集部

実は今、がんの5年生存率は約64%まで向上しており、がんは『付き合いながら暮らす病気』になっています。そこで、治療に伴う体力や生活機能の低下を防ぐことが重要な課題なんです。

実は今、安静にしているよりも、少しずつでも体を動かしたほうが回復が早いということですか?

読者
編集部

その通りです。安静にしすぎると、かえって心身の機能が低下してしまうんです。そこで注目されているのがエクササイズ・オンコロジーという、科学的なアプローチに基づいた運動支援です。

科学的なアプローチなんですね!それによって患者さんのQOLが維持されるとのことですが、そもそもQOLってどういう意味ですか?

読者
編集部

QOLというのは『クオリティ・オブ・ライフ(生活の質)』のことで、患者さんが自分らしく満足のいく生活を送れているかを示す指標です。今回のサービスでは、がんを理解した専門職が伴走し、患者さんの状態に合わせた適切な運動指導を行うことで、日常生活の質を維持・向上させます。

なるほど。製薬会社や他のヘルスケア企業も、同じようながん患者向けの運動サービスを展開しているのですか?

読者
編集部

病院内でのリハビリはありますが、退院後や通院中の生活に密着したサービスはまだ少ないのが現状です。だからこそ、介護現場のリアルデータを持つスタートアップと製薬大手の協業が注目されています。

医療と生活の隙間を埋めるビジネスなんですね。これからのヘルスケアの方向性が見えて、とても勉強になりました!

読者
株式会社Rehab for JAPAN ニュース要点の図解

株式会社Rehab for JAPAN

代表
大久保亮
所在地
東京都千代田区麹町6-6-2 番町麹町ビルディング5F
URL
rehabforjapan.com
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