プレスリリース要約
株式会社アンドパッドは、クラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」の図面「性能検査」機能において、関電工の測定記録支援システム「BLuE」との連携を拡大し、新たにコンセント試験に対応したことを発表しました。さらに、AIが図面から測定箇所を自動判別する新機能により、電気工事の事前準備を大幅に効率化します。
電気設備工事における絶縁抵抗試験やコンセント試験は、竣工前に全数実施が求められる重要な業務です。しかし、これまでは数千箇所に及ぶ検査情報を図面から手作業で読み取り、試験表に転記するアナログな事前準備が大きな負担となっていました。今回のアップデートにより、AIが図面や盤図から負荷名称や遮断器などの情報を自動で読み取り、試験表や検査ピンを自動作成することが可能になります。これにより、ミスを防ぎつつ準備時間を劇的に削減します。
また、関電工の測定記録支援システム「BLuE」との連携拡大により、従来の絶縁抵抗試験や照度・風量測定に加え、新たに「コンセント試験」にも対応しました。測定器から試験結果が自動で入力されるため、現場での手書きメモや帰社後のデータ転記といった二重手間を解消します。検査の進捗状況も図面上でリアルタイムに管理できるため、検査漏れを防ぎ、施工履歴のトレーサビリティ(いつ・誰が・どこで測定したか)を飛躍的に向上させます。


Journalポイント
実はこれ、現場の職人さんたちが一番苦労していた、図面から数千箇所を書き写すという「地味で膨大な準備作業」をAIで一掃する画期的な取り組みなんです。
え、そうなんですか? 測定業務って、現場に行ってテスターのような機器で測るだけだと思っていました。
そう見えますよね。でも実は、現場に行く前に盤図や図面から数千箇所の測定ポイントを人間の目で読み出し、試験表を事前に手作業で作るという膨大な 事前準備 が必要だったんです。
数千箇所も手作業で転記するんですか!? それはミスが起きそうですし、現場に入る前の準備だけで日が暮れてしまいますね。
まさにその通りです。そこで今回の新機能では、AIが図面から測定箇所や負荷名称などを自動で読み取り、試験表や検査用のピンを自動で作成してくれるようになりました。
なるほど!測定の準備が自動化されるのは素晴らしいですね。でも、これっていわゆる現場のDXの一環だと思うのですが、測定した後の記録はどうなるんですか?
「DX」というのはデジタルトランスフォーメーションのことで、IT技術を使って業務やビジネスモデルをより良く変革することです。測定記録についても、関電工のシステムと連携して測定器からデータが直接自動入力される仕組みになっています。
測定器から直接データが入るなら、転記ミスや改ざんも防げますね。他の建設テック企業も同じようなことをしているんでしょうか?
部分的なデジタル化に取り組む企業は増えていますが、ANDPADのように図面を軸にして「準備・測定・管理」までを一気通貫でカバーし、さらにAI自動判別まで組み込んでいる例は極めて珍しいですね。
現場での作業だけでなく、その前後のプロセス全体をデジタルで効率化することが本質的なんですね。非常に勉強になりました!

