プレスリリース要約
建設業界のDXを推進する株式会社Arentの米国現地法人が、2026年6月にサンディエゴで開催される世界的な建築・設計イベント「AIA Conference 2026」へ初出展します。スペインに続く米国での出展により、同社が強みとするBIM自動化やAIによる設計効率化ソリューションのグローバル展開が本格化します。
株式会社Arentの米国現地法人であるArent Solutions Inc.が出展するのは、米国建築家協会(AIA)が主催する世界最大級の建築・設計カンファレンス「AIA Conference on Architecture & Design 2026」です。会期は2026年6月10日から13日まで、サンディエゴ・コンベンションセンターで開催されます。世界中から建築設計事務所やエンジニアリング企業の実務者が集まるこの大舞台で、同社はBIMおよびAIを活用した設計業務の効率化ソリューションを披露し、米国市場での認知拡大と現地企業との接点創出を狙います。
同社は「暗黙知を民主化する」をミッションに掲げ、建設業界のDXを牽引しています。主力製品であるプラント配管設計自動化3D CADソフト「PlantStream®」は、すでに国内外30社以上のエンジニアリング企業やプラントオーナーに導入されています。今回の展示会では、BIMを直感的に扱えるRevit向けプラグイン「LightningBIM」シリーズをはじめ、AIによる設計支援の実践事例や、業務効率化を支援する各種デモンストレーションを紹介し、海外の設計・建設分野における業務変革を提案します。
Journalポイント
実はこれ、日本の設計現場にある高度な暗黙知をシステム化し、それをそのままグローバル市場へ直接展開している点が非常にユニークなんです。
熟練の職人さんの頭の中にあるようなノウハウをシステム化するということですか?それってどういう仕組みなんですか?
暗黙知というのは、熟練の設計士が長年の経験で培った、言葉にしにくいノウハウのことですね。実は今、世界中で設計者の高齢化や人手不足が深刻な課題となっており、こうした熟練技術をいかにデジタルデータとして継承し、効率化するかが業界全体の大きなテーマになっているんです。
でも、設計を自動化したり効率化したりする仕組みって、もともと既存のCADソフトなどでもあるのではないですか?
CADというのはコンピュータで設計図面を作るシステムのことですが、従来のツールは依然として人間が手作業で微調整を繰り返す必要がありました。たとえば、同社の配管自動設計ソフトでは、複雑な配置をAIやアルゴリズムが瞬時に計算し、作業時間を大幅に削減することに成功しています。
なるほど!じゃあ、今回アメリカの展示会で発表されるBIMやAIの技術も、同じように設計業務を自動化するものなんですか?
BIMというのは、建物の3Dモデルに建材やコストなどの情報を統合した次世代の設計システムのことです。今回の展示では、このBIMを誰もが直感的に操作できるプラグインや、最新のAIを組み合わせて設計プロセスを自動化・効率化する具体的なソリューションを提案します。
日本の高度な技術が海外でもそのまま役立つわけですね。他の日本の建設テック企業も同じように海外へ進出しているのでしょうか?
実は業界全体が建設DXへとシフトしていますが、Arentのように積極的なM&Aで製品群を拡充し、欧州に続いて米国へも現地法人を置いて直接アプローチを仕掛ける企業は非常に珍しいです。日本の強みである緻密な設計ノウハウが、世界市場で強い競争力を持つと期待されています。
日本発の技術が世界中の建設現場で使われ、グローバルスタンダードになっていく未来がとても楽しみですね。勉強になりました!

