プレスリリース要約

株式会社フジクラは、日米で最大3,000億円を投じる投資方針の一環として、佐倉事業所内への新工場建設と米国における子会社設立を決議しました。生成AIデータセンターの急増に伴う光ファイバ需要の拡大に対応し、日米のインフラ強化を狙います。総額400億円を投じる新工場は2030年末の稼働を目指します。

フジクラは2026年5月14日、同年3月に発表した日米における最大3,000億円の生産能力増強投資方針に基づき、具体的な進捗を公表しました。千葉県佐倉市の佐倉事業所内に約400億円を投じて新工場を建設し、光ファイバケーブルの生産能力を大幅に増強します。稼働開始は2030年12月を予定しており、急増する生成AIデータセンター市場からの需要獲得を本格化させます。

同時に、米国における投資を円滑に推進するため、2026年6月に100%出資の子会社「Fujikura Cable Systems LLC」をデラウェア州に設立することも決定しました。これにより、米国内での意思決定と事業展開を加速させ、米国のAIインフラ強化に向けた供給体制を構築します。なお、本件による2027年3月期の連結業績への影響は軽微であるとしています。

Journalポイント

編集部

実はこれ、世界的な データセンターの超巨大化 に対応するための、グローバルな供給網づくりなんです。

え、そうなんですか?最近よく聞く AI のブームがそこまで関係しているのですか?

読者
編集部

AIというのは人工知能のことで、データを学習して自ら推論する技術です。このAIの処理には膨大なデータ通信が必要なため、データセンターが世界中で急増しています。特に米国では、巨大インフラの整備が急務となっています。

でも、それってもともと日本国内だけで作って輸出するのではダメなんですか?

読者
編集部

光ファイバケーブルは重量もあり、迅速な納品や現地での柔軟な仕様変更が求められます。そのため、米国現地に子会社 を設立して、投資や顧客対応を迅速に進める体制が必要になったのです。

なるほど!じゃあ日本に建てる約400億円の新工場は、どういう役割を持つことになるんですか?

読者
編集部

日本の佐倉事業所は、フジクラの高度な製造技術が集約されたマザー工場です。ここで最先端の光ファイバ製品を増産し、グローバル供給体制の核として機能させます。

他の電線メーカーも同じように海外投資を活発にしているのでしょうか?

読者
編集部

はい、競合他社も動いていますが、フジクラは独自の「SWR/WTC」という高密度ケーブル技術で差別化を図っており、この強みを活かして市場をリードしようとしています。

インフラを支える日本の技術が、世界的なAI進化の裏側を支えているのですね。勉強になりました!

読者
株式会社フジクラ ニュース要点の図解

株式会社フジクラ

代表
岡田 直樹
所在地
東京都江東区木場1-5-1
URL
www.fujikura.co.jp
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