プレスリリース要約
Mediative株式会社は、都市部の医師が地方で当直勤務をしながら地域文化を体験できる「旅当直」のポータルサイトを2026年5月14日に公開しました。医師不足に悩む地方医療機関と、地域医療に関心を持つ都市部医師をマッチングするこの試みは、新しい働き方の提示と地方創生の文脈からも大きな注目を集めています。
Mediativeが開始した「旅当直」は、2025年11月に先行スタートした独自の取り組みです。都市部の医師が希望する地方の医療機関で当直を行い、空き時間を利用して地域の観光や人々との交流を楽しむことで、地域との継続的な関係性を築くことを目的としています。これまでに北海道内の3施設(道北勤医協一条通病院、帯広西病院、深瀬医院)および神奈川県横浜市内の1施設(つながるクリニック)の計4施設で導入されています。今回のポータルサイト運用開始により、マッチングと情報発信のスピードを加速させ、全国的な普及を目指します。
本ポータルサイトは、単なる求人情報の掲載に留まらず、地域の風景や文化、その土地での過ごし方といった「地域の魅力」を多角的に発信するメディアとしての機能を持っています。医師不足や地域偏在により当直体制の維持が困難な地方の医療機関と、地域医療に関心を持ちつつも「移住」や「長期支援」といった高いハードルに踏み出せなかった都市部の医師を対象としています。単発の人材供給ではなく、医師がその地域を好きになり、中長期的に関わり続ける「関係人口」の創出を狙うプラットフォームとしての役割を担います。


Journalポイント
実はこれ、単なる「バイト不足の穴埋め」ではなく、病院側にとっても関係人口を増やすための強力なブランディング手法なんです。
え、そうなんですか? 病院の当直って、どこの地域であってもやることは全部同じだと思っていました。
実は今、多くの地方医療機関において、深刻な医師不足や地域偏在が原因で当直体制を維持することが困難になっており、従来の常勤医の募集だけでは解決できないという課題があるんです。
底堅い人手不足を補うだけなら、もともとある医師向けのスポット求人サイトなどで対応すれば十分なのではないですか?
従来のスポット勤務は給与や負担の少なさだけで選ばれがちでした。しかし「旅当直」では、例えば北海道函館市の医療機関で働く医師が、勤務後に街を散策し、スタッフから地域の魅力を教わることで、その地域に愛着を持つようになります。
なるほど!単なる一時的な労働力の提供ではなく、その病院や地域のファンになってもらうということですね?
その通りです。実際に、月1回旭川から函館へ通う医師や、外部の医師をパートナードクターと位置づけて協働する医療機関も出てきており、組織に新しい活力をもたらしています。
医療業界以外でも、このような旅をしながら働くという新しいワークスタイルは増えているのでしょうか?
はい、地方創生や関係人口の創出という文脈で、IT業界を中心にワーケーションや複業マッチングが活発化しています。これが医療という専門性の高い領域にも広がり始めたのが今回の特徴です。
なるほど、ただの観光でもただの労働でもない、新しい地方との関わり方なんですね。とても勉強になりました!

Mediative株式会社

- 代表
- 畑 拓磨
- 所在地
- 東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号 渋谷道玄坂東急ビル2F-C
- URL
- mediative.co.jp
