プレスリリース要約

キンドリルジャパンとLiNKXは、エージェンティックAIを活用して企業の基幹システムの近代化を推進するAIパートナーシップを締結しました。ITインフラの巨人であるキンドリルと、金融システムのAI活用に強みを持つLiNKXの協業は、深刻化するIT人材不足とシステムの老朽化に悩む日本企業にとって強力な解決策となりそうです。

キンドリルジャパンとLiNKXは2026年5月12日、エージェンティックAIを活用し、ITライフサイクル全体にわたるミッションクリティカルシステムのモダナイゼーションを共同推進するパートナーシップを締結したと発表しました。背景には、日本企業の69%が将来のリスクに対してIT部門の準備が十分でないと回答している現状(日本版キンドリル・レディネス・レポート2025)があります。両社は、キンドリルの持つインフラ構築・運用の高度な知見と、LiNKXが誇る金融機関の勘定系システムなどの高度なエンジニアリング力を融合させ、企業のレジリエンス強化とDXの加速を目指します。

具体的な協業分野として、キンドリルのエージェンティックAIフレームワークとLiNKXのAI・モダナイゼーション資産を組み合わせた新ソリューションの共同開発や、AI人材の育成、サービス化の推進が挙げられます。ターゲットとなるのは、地域金融機関、保険、製造など、極めて高い信頼性が求められるミッションクリティカルシステムを運用する幅広い業界です。両社は運用業務の高度化にとどまらず、新たなビジネス機会の創出や共同での市場開拓を進めることで、実装レベルでのDX支援体制を強化していく計画です。

Journalポイント

編集部

実はこれ、単なるAIの導入ではなく、システムそのものを自律的に動かす エージェンティックAI を基幹システムに適用するという非常に野心的な試みなんです。

え、そうなんですか?普通のAIと何が違うんですか?

読者
編集部

エージェンティックAIというのは、指示を待つだけでなく、自ら目標を理解して自律的に判断し行動するAIのことで、従来のチャット型AIよりも一段進んだ技術です。実は今、日本の多くの企業で、長年使い続けた基幹システムの老朽化と、それを扱えるIT人材の不足が深刻な課題になっています。

でも、それってもともと人間が慎重にテストを繰り返して移行すべきものじゃないんですか?AIに任せて大丈夫なんですか?

読者
編集部

おっしゃる通り、金融機関の勘定系システムなどは、一瞬の停止も許されません。だからこそ、高い信頼性を持つ キンドリル のインフラ技術と、LiNKX の高度なAI技術を組み合わせるんです。例えば、複雑な移行作業の設計や、日々の監視業務をAIが自律的に支援することで、人為的ミスを減らすことができます。

なるほど!じゃあ、これによって企業の DX も一気に進むということですか?

読者
編集部

DXというのは「デジタルトランスフォメーション」の略で、デジタル技術を使ってビジネスモデルや業務を根本から変革することです。まさにその通りで、日本企業の 69% が将来のリスクに対してITの準備が不十分だと感じている中、この提携は安全かつ迅速なシステム移行を可能にし、企業の変革を力強く後押しします。

他のIT企業も似たようなAIの活用を進めているんでしょうか?

読者
編集部

はい、業界全体が単に「AIで文章を作る」段階から、エージェンティックAI のように「AIに業務を任せる」段階へとシフトしています。特に金融や製造といった堅牢さが求められる分野でのAI実装は、今後のIT業界の大きなトレンドになっていくと見られています。

なるほど、これからのシステムのあり方が大きく変わりそうですね。勉強になりました!

読者
キンドリルジャパン株式会社 ニュース要点の図解

キンドリルジャパン株式会社

代表
入澤 由典
所在地
東京都港区六本木6丁目10−1 六本木ヒルズ森タワー 43階
URL
www.kyndryl.com/jp/ja
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