プレスリリース要約
新日本製薬株式会社は、福岡の伝統行事「博多どんたく港まつり」に社員と家族116名で出場しました。2009年から続くこの取り組みは、単なる地域貢献にとどまらず、入社2年目や新卒社員をリーダーに抜擢するなど、若手の育成や組織の一体感を醸成するインナーブランディングの好例として注目されます。
新日本製薬株式会社は、2026年5月3日に開催された「第65回 博多どんたく港まつり」のパレードに、社員とその家族総勢116名で出場しました。同社は本社を置く福岡への地域貢献と日頃の感謝を伝えるため、2009年から毎年「新日本製薬どんたく隊」を結成して参加を続けています。今年はコロナ禍以降で最多の参加人数となり、悪天候の中、よさこい踊りを披露しながらどんたく広場を練り歩きました。
今回のどんたく隊では、組織活性化のユニークな試みとして、若手社員のリーダーシップ登用が行われました。隊長には入社2年目の社員、副隊長には入社2年目と2026年新卒入社の社員、計3名が選出され、大所帯のチームを牽引しました。同社が掲げるパーパス『美と健康の「新しい」で、笑顔あふれる毎日をつくる。』を体現する活動として、地域住民とのエンゲージメントを高める役割も果たしています。

Journalポイント
実はこれ、企業のファンを社内に作る インナーブランディング を、地域活動を通じて実践している高度な事例なんです。
インナーブランディングというのは、具体的にどういうことですか?なぜお祭りがそれにつながるんでしょう。
インナーブランディングというのは、社員に自社の理念やブランド価値を理解してもらい、愛着を育む活動のことで、実は今、多くの企業が組織の求心力向上という課題を抱えており、同社はこの伝統行事を通じてそれを実践しています。
なるほど。でも、それってお祭りに参加するだけで本当に社員の愛着や成長につながるものなんですか?
ただ参加するだけでなく、100人以上の多様な部署のメンバーを動かすプロジェクトを、入社2年目 や新卒社員といった若手に主導させる仕組みがポイントです。これにより、業務外での貴重なマネジメント経験を積むことができます。
若手にそんな大役を任せるのは、失敗した時のリスクが大きそうですが、本業以外のイベントだからこそ挑戦しやすいということですか?
その通りです。本業での失敗リスクを避けつつ、主体性を引き出す サードプレイス として機能していると言えます。ここで得た自信は、その後の通常業務にも確実に好影響を与えます。
サードプレイスというのは、今回の文脈ではビジネスにおいて具体的にどのような場所や効果を指すのでしょうか?
サードプレイスというのは、家庭でも職場でもない第三の居場所のことで、ここでは業務の上下関係をリセットしてフラットに繋がれる場を指し、こうした場での活動が社員同士の強い信頼関係を生みます。これにより、部門を超えた 社内コラボレーション も活性化します。
お祭りを単なる行事ではなく、若手育成や組織開発の戦略として捉え直す視点は、非常に勉強になりました!

