プレスリリース要約
イベントコンサルティング大手のTSP太陽株式会社が、旅行業への参入を発表しました。同社はイベントの企画・制作にとどまらず、イベントを起点としたツアーや地方創生と連動した観光ツアーをワンストップで提供。イベント参加のプロセス全体を包括的にサポートすることで、顧客の体験価値のさらなる向上を目指します。
イベントコンサルティングや空間プロデュースを手掛けるTSP太陽株式会社は、2026年度より東京都知事登録旅行業第2-8933号を取得し、本格的に旅行業へ参入します。同社はこれまで、大阪・関西万博などの博覧会や国際的なスポーツイベント、地域フェスティバルなどの制作で豊富な実績を積み重ねてきました。今回の参入により、単なるイベントの企画・運営にとどまらず、イベント参加に至る移動や宿泊などのプロセス全体を包括的にサポートする体制を整え、イベント制作と旅行業を掛け合わせた独自のシナジー創出を狙います。
同社が展開する旅行事業の強みは、イベント制作と旅行業の「ワンストップ受託」にあります。具体的には、同社が手掛けるスポーツイベントやアート展に連動したプレミアムな独自ツアーの提案や、企業の理念・地域の課題解決に向けたオーダーメイドの「体験ツアー」の提供などが予定されています。これにより、従来のパッケージツアーでは実現できなかった、参加価値の高い柔軟なプログラムの提供が可能となります。地方創生分野では、自治体や地元関係者と連携した観光連動ツアーの企画も進める方針です。


Journalポイント
実はこれ、イベント会社が 旅行会社としての機能を持つ ことで、イベントの前後も含めた『体験すべて』をデザインできるようになる面白い取り組みなんです。
え、そうなんですか?単にチケットとツアーをセットで販売するパッケージ旅行とは、具体的に何が違うのでしょうか?
実は今、イベント単体のコンテンツ力だけでなく、地方創生や参加者の満足度を最大化するために、移動や宿泊、周辺観光を含めた 体験全体の設計 を一貫して行うことが強く求められているんです。
実はお互いに協力し合えば解決できることではないのですか?旅行会社とイベント会社がそれぞれ提携するのではダメなのでしょうか?
提携だと調整に時間がかかりますが、自社で旅行業を持てば、企画の段階からツアーをシームレスに設計できます。例えば、宮城の 「多賀城Outdoor Dining」 のような地域密着型イベントで、地元の食と宿泊を組み合わせた限定ツアーを素早く企画・実施できるんです。
なるほど!それなら企業がプロモーションやイベントを行う際にも、すべてを一括で任せられる ワンストップ なサービスが大きな強みになりそうですね。
ワンストップ というのは、複数の窓口に分かれず、一つの会社が一括してすべてのサービスを提供することです。まさにその通りで、イベント制作とツアー手配を別々の会社に依頼する手間が省け、一貫した世界観やブランド体験を顧客に提供できます。
企業の B2B 向けのプロモーションや、インナーブランディングを目的とした社内研修などでも、こういった体験型のツアーを組み込めたら面白そうですね。
B2B というのは、企業が企業に対してサービスを提供する取引のことです。企業のインセンティブ旅行や周年事業などで、自社の理念を体験できる独自のツアーをプログラム化して提供できるようになり、イベントの価値をさらに高めることができます。
なるほど。単なるイベントの枠を超えて、体験全体をデザインする時代になってきているのですね。非常に勉強になりました!


