プレスリリース要約
株式会社ALL CONNECTが運営する「オールコネクトマガジン」は、ホームルーター利用者500人を対象に通信速度の実態調査を実施しました。調査の結果、約78%のユーザーが下り50Mbps未満の通信環境にあり、特に夜間の動画視聴時に不満が集中している実態が明らかになりました。モバイル回線ビジネスのインフラ課題を示す重要なデータです。
本調査は2026年4月にホームルーターの利用者および検討者500人を対象に実施されました。利用機種のシェアでは「ソフトバンクエアー」が37.4%でトップ、次いで「WiMAX」が29.4%となり、大手2強で全体の約3分の2を占めています。利用目的としては「動画視聴」が38.2%で最も多く、SNS等(29.4%)を合わせると、全体の約7割が日常的に大容量データを消費するエンタメ用途でホームルーターを活用している実態が浮き彫りになりました。
通信速度の体感では「30〜50Mbps未満」が49.4%で最多となり、「10〜30Mbps未満」の29.0%と合わせると、約78%が下り50Mbps未満で利用していることが判明しました。特に「夜20〜24時」の時間帯に遅いと感じるユーザーが45.2%に達しており、速度低下が原因で「動画が止まった」経験を持つ人が44.6%に上っています。一方で、不満を感じつつも実際に他回線へ乗り換えた割合は1.1%にとどまり、ルーターの再起動などで対処している現状が示されました。


Journalポイント
実はこれ、多くのユーザーが手軽さを求めて導入したものの、夜間の通信品質に強いストレスを感じているというジレンマが浮き彫りになっているんです。
え、そうなんですか?ホームルーターって工事不要で便利そうですけど、そんなに夜遅くなるんですね。
実は今、動画配信の4K化やゲームの大容量化が進んでおり、モバイル回線を利用するホームルーターの帯域が夜間のピーク時に限界を迎えているという課題があるんです。
でも、それってもともと5G対応の最新機種なら解決するんじゃないんですか?
5Gというのは超高速・大容量の通信を可能にする『第5世代移動通信システム』のことで、確かに技術的には非常に優れています。しかし、どれだけ規格が新しくなっても、1つの基地局を地域のユーザーで共有する仕組みは変わりません。そのため、夜間にアクセスが集中するとどうしても混雑の影響を受けてしまうのです。
なるほど!じゃあ通信速度を表すMbpsが低くなるのも、その混雑が原因なんですね?
Mbps(メガビーピーエス)というのは1秒間に送受信できるデータ量を示す通信速度の単位のことで、数値が大きいほど高速です。今回の調査では、約78%のユーザーが下り50Mbps未満という環境でした。動画再生には十分な速度ですが、混雑時には不満が生じやすい数値ですね。
通信会社など、他の会社もこの混雑問題を解決するために何か対策をしているんですか?
実は業界全体が、AIを用いた帯域制御の自動最適化や、夜間の混雑を緩和するための料金プランの多様化へシフトしています。また、安定性を重視する層に向けて、光回線へのスムーズなアップグレードを提案する動きも活発化しています。
なるほど、手軽さと安定性のバランスを見極めるのが大事なんですね。勉強になりました!


