プレスリリース要約

デンカアステック株式会社は、日本初となるフェイズフリー型の床下浸水対策資材「ダムアーマー」の実証施設公開実験を5月28日に開催します。近年増加するゲリラ豪雨等による床下浸水被害に対し、平常時の通気性と非常時の止水性を両立した新建材として、住宅防災の新たなアプローチとして注目を集めています。

デンカアステックが開発した「ダムアーマー」は、住宅の基礎と外壁の間に設けられる「土台水切り」に着目した日本初のフェイズフリー型浸水対策資材です。局地的な大雨や台風による浸水被害が深刻化する中、床下浸水は住宅被害の約79%を占めています。しかし、水位45cm未満の床下浸水は火災保険の補償対象外となるケースが多く、生活再建時の大きな経済的負担となっていました。同社は、約70年にわたる雨どい開発で培った雨水集排水技術を活かし、日常の暮らしに溶け込みながら、有事には人の手を介さずに自動で機能する防災建材を開発しました。

従来の浸水対策では、土嚢や止水板など有事の際の人手による設置作業が必要であり、パニックや不在によって設置が間に合わない課題がありました。「ダムアーマー」は、内部に備えた特殊な膨張資材が浸水時の水を吸収して自動膨張し、床下への侵入経路を遮断する仕組みです。一度使用した後も、中の膨張資材を交換することで繰り返し使用が可能です。5月28日に埼玉県草加市で開催される見学会では、この自動止水メカニズムを検証する公開実験のほか、防災住宅研究所の児玉猛治氏を招いた「災害と水」に関する報告会も実施されます。

PR Times掲載画像
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Journalポイント

編集部

実はこれ、住宅の足元にある 土台水切り という、普段は目立たない建材を自動で機能する防災装置に変えてしまう非常にユニークな技術なんです。

え、土台水切りって何ですか?普段はどんな役割をしているもので、なぜそこに対策が必要なのでしょう?

読者
編集部

土台水切りは、外壁と基礎の間で雨水の侵入を防ぎつつ、壁の中の湿気を逃がすために空気を取り込む隙間なんです。しかし大雨の時は、ここが 床下への浸水経路 になってしまうという弱点がありました。

なるほど。通気のために開いている穴だから、水も入ってきちゃうんですね。でも、そこを塞ぐと普段の換気ができなくなりませんか?

読者
編集部

そこがこの技術の妙なんです。ダムアーマーの内部には 特殊な膨張資材 が入っていて、平常時は空気を通しますが、水が来るとそれを吸って自動で膨らみ、隙間をピタッと塞ぎます。

すごい!水が来たら勝手に閉まるんですね。これなら、台風や豪雨の避難時に家を留守にしていても、自動で家を守ってくれそうです。

読者
編集部

おっしゃる通りです。従来の止水板は人が設置する必要がありましたが、これは フェイズフリー 、つまり日常と非常時を区別せず、何もしなくても機能する設計になっています。

フェイズフリーという言葉は最近よく耳にしますが、他社でもこういった建材の開発は進んでいるのでしょうか?

読者
編集部

フェイズフリーというのは日常時と非常時の境界をなくし、普段の生活で使うものがそのまま災害時にも役立つという設計思想のことで、住宅業界でも注目されています。ただ、土台水切りでの自動止水はこれが日本初です。

住宅メーカーやリフォーム市場にとっても、施主に提案しやすい新しい付加価値になりそうですね。勉強になりました!

読者
デンカアステック株式会社 ニュース要点の図解

デンカアステック株式会社

代表
後藤 一之
所在地
東京都港区芝公園2-4-1 芝パークビルB館12階
URL
www.denka-astec.co.jp
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