プレスリリース要約

空き家再生スタートアップの株式会社ヤモリは、三菱UFJ信託銀行と連携し、相続や資産整理に伴う空き家の買取・再生・長期活用を推進する取り組みを開始しました。信託銀行に寄せられる活用困難な不動産の相談をヤモリが引き受け、リフォームを経て地域の住まいや民泊として再生・長期運用する仕組みを構築します。

本取り組みは、三菱UFJ信託銀行が顧客から受ける相続や遺産整理、不動産活用に関する相談のうち、売却や活用が難しい空き家の所有者をヤモリに紹介する連携体制です。ヤモリは紹介された物件の査定や現地調査を行い、合意に至れば直接買い取ります。近年、全国の空き家数は900万戸、空き家率は13.8%と過去最高を記録しており、特に築古物件や再建築不可物件といった「処分が難しい不動産」の管理負担が社会問題となっています。今回の連携により、こうした活用困難な物件に対して、新たな解決策を提示することを目指します。

ヤモリの最大の特徴は、一般的な不動産買取会社のように転売(再販)を目的とするのではなく、取得した空き家をリフォームした上で、自社で長期的に保有・活用する点にあります。地域や物件の特性に合わせて、一般的な賃貸住宅のほか、民泊・旅館、マンスリーマンションなど最適な用途を設計します。同社はこれまでに全国で250戸以上の物件を購入・再生してきた実績があり、床の傾きやシロアリ被害、水道管破損といった課題を抱える築50〜60年超の物件でも、適切な改修を施すことで、地域に必要とされる住まいへと蘇らせています。

Journalポイント

編集部

実はこれ、単なる空き家の仲介ではなく、信託銀行の顧客基盤ヤモリの再生ノウハウを繋ぐ、非常に合理的な仕組みなんです。

え、そうなんですか?信託銀行がスタートアップと連携するなんて、珍しい組み合わせですよね。

読者
編集部

実は、信託銀行には「相続したけれど処分できない古い空き家」の相談が大量に寄せられています。しかし、再建築不可などの物件は一般市場では売れません。そこで、独自の再生技術を持つヤモリが受け皿となる必要があったのです。

でも、それってもともと、大手のハウスメーカーや普通の不動産会社がやっていることとは違うんですか?

読者
編集部

違います。一般的な不動産会社は転売して即利益を得るビジネスですが、ヤモリは自社で長期保有します。例えば、築65年の再建築不可物件をマンスリー住宅に再生したりと、これまでに250戸以上の再生実績があります。

なるほど!転売目的じゃないから、じっくり直して長く家賃収入を得るビジネスモデルなんですね。でも、リフォーム費用はどう抑えているんですか?

読者
編集部

ヤモリは個人投資家向けにヤモリの学校などの教育サービスを運営しており、そこで培った効率的なリフォームのノウハウや安価な施工ネットワークを持っています。そのため、通常よりもコストを抑えて再生することが可能なんです。

空き家対策って、国も力を入れていますよね。他の会社や業界でもこうした動きは増えているんですか?

読者
編集部

はい。日本の空き家は900万戸を超え、空き家率は過去最高の13.8%に達しています。新築中心の市場から、中古住宅を再生して活用する「ストック型社会」へのシフトが、国や業界全体で急速に進んでいます。

なるほど。ただの社会貢献ではなく、眠っていた資産を再生する持続可能なビジネスなんですね。勉強になりました!

読者
株式会社ヤモリ ニュース要点の図解

株式会社ヤモリ

代表
藤澤正太郎
所在地
東京都渋谷区神宮前5丁目21−4 玉澤ハウス D号室
URL
www.yamori.co.jp

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