プレスリリース要約

U-Factorホールディングスは、東京大学医学部附属病院老年病科と細胞外小胞による老化関連疾患制御に関する共同研究契約を締結しました。独自の幹細胞培養上清液「U-Factor®液」を用い、超高齢社会で急増するサルコペニアなどの新たな治療薬開発に向けた科学的エビデンスの構築を目指します。

U-Factorホールディングス株式会社は、2026年4月14日に東京大学医学部附属病院老年病科(科長:小川純人教授)と共同研究契約を締結したことを発表しました。この研究は、加齢に伴う筋肉量や筋力の低下を引き起こす「サルコペニア」をはじめとする老化関連疾患の制御機構を解明することを目的としています。2040年に高齢者人口のピークを迎える日本において、有効な薬物治療法が確立されていない老化関連疾患への対策は急務であり、今回の共同研究は創薬基盤を大幅に強化する一歩として期待されています。

共同研究では、U-Factorホールディングスが独自技術で精製した幹細胞培養上清液「U-Factor®液」を東大病院に提供します。この液には、細胞から分泌される大量のサイトカイン(生理活性タンパク質)や細胞外小胞が含まれており、これらが老化関連疾患のモデル細胞やモデル動物においてどのように作用するかを検証します。同社は、幹細胞セクレトーム(分泌物総体)の有用性と作用機序を科学的に実証することで、自社製品の信頼性を高め、本格的な創薬ビジネスへの展開を加速させる計画です。

Journalポイント

編集部

実はこれ、単なる美容や健康維持の枠を超えて、高齢者のQOLを劇的に改善する本格的な治療薬開発を目指す、非常に大きな一歩なんです。

え、そうなんですか? 幹細胞の培養上清液って、最近は自由診療のエイジングケアクリニックとかでよく耳にするイメージでした。

読者
編集部

そうですよね。しかし今回は、東京大学と組んでサルコペニア、つまり加齢に伴って全身の筋肉量や筋力が低下してしまう病気の治療薬開発に向けた、本格的な基礎研究を行います。

実用化されれば画期的ですね。でも、培養上清液って、もともとは細胞を培養した後に残る、単なる「副産物」のようなものじゃないんですか?

読者
編集部

確かに以前はそう思われていました。しかし研究が進み、その液体の中に細胞外小胞やサイトカインなど、細胞同士の情報伝達に極めて重要な役割を果たす成分が大量に含まれていると判明したんです。

なるほど!細胞そのものを移植するのではなく、細胞が分泌する成分の力を借りて治療を目指すのが、今回のバイオ創薬というアプローチなんですね?

読者
編集部

バイオ創薬というのは生物の持つ力を応用して医薬品を作る技術のことで、今回の研究はその最先端です。従来の細胞移植に比べて、がん化などのリスクが低く安全性が高いというメリットがあります。

なるほど、安全性が高いのは魅力ですね。ちなみに、他のバイオベンチャーなども同じような領域を狙っているのでしょうか?

読者
編集部

おっしゃる通り、世界中の研究機関がこのセクレトーム、つまり細胞からの分泌物全体に注目しています。大量生産がしやすく、品質を安定させやすいため、医薬品としての実用化に最も近いと期待されているからです。

ただの流行ではなく、これからの超高齢社会を支える医療ビジネスの本命になり得る技術なんですね。非常に勉強になりました!

読者
U-Factorホールディングス株式会社 ニュース要点の図解

U-Factorホールディングス株式会社

代表
井島英博
所在地
東京都千代田区麹町6-4-6 TS麹町ビル503
URL
u-factor.com
採用情報はこちら

この企業とつながりたい方、興味がある方はこちらから

Connect Journalでは、掲載企業へのおつなぎ・詳細情報のご提供を行っております。
お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ