プレスリリース要約
リーガルテック株式会社は、化学・素材業界のM&Aにおける配合・評価データなどの高度機密情報を安全に「見せ分け」共有し、AIで判断材料を整理する「リーガルテックVDR」の初導入を発表しました。複雑な技術情報が飛び交う同業界において、情報統制と意思決定の迅速化を同時に実現するアプローチとして注目されます。
リーガルテック株式会社は2026年5月13日、化学・素材業界のM&A案件において、配合・処方関連資料や試験評価データなどの高度機密情報を対象とした「見せ分け共有」と、AIによる判断材料整理を組み合わせた活用として、「リーガルテックVDR」が同領域で初導入されたと発表しました。M&Aの検討プロセスでは、事業部や研究開発、法務、財務など、立場ごとに確認すべき情報が異なるため、高度なアクセス権限制御が求められます。本システムは、これら関係者別の権限制御と閲覧ログ管理に加え、AIによる資料や論点の整理をワンストップで支援します。
本サービスは、買収候補案件の初期検討から詳細評価、経営会議前の準備、複数案件の比較検討にいたるまで、M&Aの前工程を幅広くカバーします。特にAI機能の活用により、候補案件の資料整理や論点抽出、比較観点の整理といった準備作業の時間を、従来の約3時間から約1時間に短縮し、最大約70%の業務効率化を見込みます。ただし、AIはあくまで人間が意思決定を行うための判断材料を整理する位置づけであり、最終的な買収判断や法務・財務判断そのものは、これまで通り専門家や経営陣が担う仕組みとなっています。
Journalポイント
実はこれ、化学・素材業界のM&Aにおける情報統制の難しさを一気に解決する画期的な仕組みなんです。
え、そうなんですか?そもそもVDRって何ですか?一般的な共有ツールと何が違うんでしょう。
VDRというのはバーチャルデータルームのことで、機密資料を安全に閲覧・管理するためのオンライン空間です。これを使うことで、誰がどの資料を何秒見たかまでログを厳密に管理できるんですよ。
なるほど。でも、化学や素材の業界のM&Aって、そんなに資料の共有が難しいものなんですか?
M&Aというのは企業の合併・買収のことで、企業の命運を分ける取引です。特に化学業界では、製品の配合や試験データなど極めて機密性の高い技術情報を、研究職や法務など立場ごとに「見せ分け」て共有する必要があり、手作業での管理は限界だったんです。
確かに、送る相手を間違えたら大変ですね。そこでAIが活躍するということですか?
AIというのは人工知能のことで、データ分析や文章整理を得意とする技術です。このシステムでは、AIが候補案件の資料から重要論点や比較ポイントを自動で整理してくれるため、会議前の準備時間を約3時間から1時間へと最大約70%も短縮できます。
準備がそれだけ早くなれば、経営陣もすぐに判断に移れますね。他社もこうした仕組みを導入しているのでしょうか?
実は業界全体でM&Aのプロセスをデジタル化する動きが強まっています。特に技術流出を防ぎつつスピーディーに交渉を進めるため、高機能材料や電子材料を扱うメーカーの間で、こうした専用ツールの需要が急速に高まっています。
技術の守りと攻めのスピードを両立させるために、不可欠なツールになっていきそうですね。とても勉強になりました!

リーガルテック株式会社

- 代表
- 佐々木隆仁
- 所在地
- 東京都港区虎ノ門5-13-1 虎ノ門40MTビル4F
- URL
- www.LegalTech.co.jp
