プレスリリース要約
NTT-ATエムタックは、全国自治体で43%以上のシェアを持つ家屋評価業務支援システム『HOUSAS』などのサービスマークを刷新し、ブランド再構築を図ると発表しました。自治体DXが加速する中、デザイン思考を取り入れたUX(ユーザーエクスペリエンス)の向上とサービス価値の最大化を目指します。
NTTアドバンステクノロジのグループ会社であるNTT-ATエムタックは、自治体の家屋評価業務を支援する主要4製品のサービスマーク(アイコンおよびロゴタイプ)を全面的に刷新しました。これまで個別に展開していた『HOUSAS』『HOUSCHEDULER』『HOUSTRAGE』『HOUSCAN』の各デザインを見直し、ブランドとしての一貫性と視認性を高めることが狙いです。あわせて、サービスの正確性や安心感をやさしく伝えるための公式マスコットキャラクター『エムタッくん』を新たに制作し、親しみやすさをアピールしています。
同社の主力製品である『HOUSAS』は、固定資産税の算出基盤となる家屋評価業務のプロセスをフルカバーするシステムです。1993年のリリース以来、2026年4月末時点で導入自治体数は780を超え、全国自治体の約43%のシェアを誇る業界トップのパッケージソフトです。今回の刷新では、各サービス固有の役割を直感的に伝えるシンボリックなアイコンと、信頼性と先進性を表すオリジナルフォントのロゴタイプを採用し、ユーザーが『ひと目で特長が分かり、安心して選べる』ブランド表現を追求しています。

Journalポイント
実はこれ、シェア約4割を誇る業界トップランナーが、あえて デザイン思考 を取り入れてブランドを再構築したという面白い事例なんです。
え、そうなんですか?すでに シェアトップ なのに、どうして今になってブランドやデザインを変える必要があるんですか?
実は今、自治体を取り巻く環境が大きく変わっており、深刻な人手不足や 自治体DX の標準化という急務の課題があるからなんです。
DX って最近よく聞きますが、具体的にどういうことですか?
DX というのは「デジタルトランスフォーメーション」のことで、デジタル技術を使って業務やサービスをより良く変革することです。家屋評価という非常に複雑な業務でも、デジタル化による効率化が強く求められているんですよ。
でも、それってシステムが正しく計算できれば、デザインは二の次でもいいんじゃないですか?
そう思われがちですが、実は使い勝手が悪いと現場の負担になり、ミスに繋がります。そこで NTT-ATエムタック は、誰でも直感的に使える UX(ユーザーエクスペリエンス) の向上に舵を切ったのです。
UX って何ですか?デザインがおしゃれになることとは違うのでしょうか?
UX というのは「ユーザー体験」のことで、システムを使った時の使いやすさや心地よさ全体を指します。今回は4つの製品のアイコンや色を統一し、一目で役割が伝わる工夫をしています。
なるほど!じゃあ、マスコットキャラクターの「エムタッくん」もその一環なんですか?
その通りです!専門的で難しそうな業務を、より親しみやすく、安心感を持って進めてもらうための コミュニケーションデザイン の役割を担っているんですよ。
確かに、キャラクターがいるだけで少し親しみやすい印象になりますね。
ええ、特に 固定資産税 の評価といった専門性の高い業務では、職員の心理的なハードルを下げることも、スムーズなシステム導入には欠かせない要素なんです。
心理的なハードルですか。他社や他の業界でも、似たようなアプローチをしているところはあるのでしょうか?
はい、特に官公庁や自治体向けの B2B サービスを提供する企業では、信頼性と親しみやすさを両立させるためにデザインを刷新する動きが活発化しています。
B2B ってどういう意味ですか?
B2B というのは「企業間取引(Business to Business)」のことで、今回は自治体という組織向けのビジネスを指します。お堅いイメージを払拭し、現場の「使いやすさ」を追求することが業界全体のトレンドなんです。
なるほど。ということは、機能のスペック競争から、使いやすさの競争にシフトしているのですね。
まさにその通りです!これからは機能が優れているだけでなく、ユーザーが迷わず直感的に使える デザインの力 が、製品が選ばれ続けるための決定打になります。
デザインがビジネスの競争力を左右する重要な戦略なんだとよく分かりました。勉強になりました!


