プレスリリース要約
シリコンスタジオは、2026年6月9日開催の『Unity 産業DXカンファレンス 2026』への協賛・出展を発表しました。同社が持つ高度な3Dデジタルツイン技術やROS連携シミュレーションの知見は、製造・建設・宇宙開発など、非エンタメ領域における産業DXを加速させる鍵として注目を集めています。
シリコンスタジオは、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンが主催する『Unity 産業DXカンファレンス 2026』において、3Dデジタルツインによる可視化とROS(Robot Operating System)連携シミュレーションをテーマにしたブースを出展します。ブースでは、竹中工務店による月面シミュレーション環境、西松建設による山岳トンネル可視化技術、SUBARUによる工場プレスライン干渉シミュレーションといった、先進的な産業DXの共同開発事例が紹介される予定です。また、竹中工務店が登壇する事例講演の後半パートでは、同社が技術面での解説を行います。
今回の出展および講演内容は、実環境での動作を見据えて仮想空間でAIを学習させる『Sim2Real』アプローチや、物理世界とAIを融合させる『フィジカルAI』分野に深く関連しています。シリコンスタジオは、ゲーム開発で培った高度な3DCG技術やリアルタイムレンダリングのミドルウェア群を強みに、Unreal EngineやUnityを活用した非エンターテインメント領域のDX案件を、コンサルティングから設計、開発、運用までワンストップで支援する体制を構築しています。これにより、製造業や建設業が抱えるシミュレーション精度の向上という課題に直接アプローチします。


Journalポイント
実はこれ、ゲームの技術を使って現実世界のロボットやAIを賢く育てる、非常に最先端の取り組みなんです。
え、ゲームの技術でロボットを育てるんですか? デジタルツイン や AI って言葉は聞きますが、具体的にどう繋がるんですか?
デジタルツインというのは現実世界のコピーを仮想空間に再現する技術のことで、AIは人工知能のことです。これらを組み合わせることで、現実では難しい実験を安全かつ高速に、仮想空間上で何度も繰り返せるようになるんですよ。
でも、それってもともとCGのシミュレーションだけで十分だったんじゃないんですか?
CGの見た目だけでは、現実のロボットの複雑な動きを制御できません。そこで、仮想のUnity空間とロボット制御用の ROS を連携させ、現実そっくりの物理法則の中で訓練を行います。そうして仮想空間で学習した成果を現実へと移行させるんです。
なるほど!じゃあ、この Sim2Real というのも、仮想から現実へ移行するための技術なんですか?
Sim2Realというのは、シミュレーションから現実へ技術やAIモデルを適応させる手法のことで、まさにその通りです。たとえば、竹中工務店 との月面探査ロボットの開発では、地球上でテストできない月面環境を仮想空間に再現して訓練を重ねています。
月面での実験なんて現実には不可能ですもんね。他の会社も似たような取り組みをしているんですか?
はい、SUBARU の工場ではプレスラインの干渉シミュレーションに、西松建設 では山岳トンネルの可視化に活用されています。実は今、産業界全体が、物理的な試作を減らして開発期間を劇的に短縮するシミュレーション主導の開発へシフトしているんです。
なるほど、シミュレーション技術の進化が、ものづくりのあり方そのものを変えつつあるんですね。とても勉強になりました!


