プレスリリース要約
ブランディングデザインを手掛けるNONVERBALは、工藝建築の空間設計・施工に強みを持つKASASAGIとの統合を発表しました。15年間培った『ブランド経営™』の思想を初期の空間設計から融合させることで、無形資産としてのブランド価値を最大化する『統合デザイン』および『レガシーブランディング』の実現を目指します。
ブランディングデザインを展開するNONVERBAL,Inc.(大阪市、代表取締役:冨士武徳)は、工藝建築の空間設計・施工を専門とする株式会社KASASAGIとの統合を実施しました。NONVERBALはこれまで、スタートアップから大手企業まで1万件以上のブランディング実績を誇り、独自の『ブランド経営™』を提唱してきました。今回の統合により、ブランドの核心となる思想を初期段階から物理的な『空間』へと落とし込むアプローチが可能になります。これにより、従来のグラフィックやWEBにとどまらない、より立体的で一貫性のある体験設計をワンストップで提供する体制を整えました。
両社は統合に伴い、新領域『レガシーブランディング』を提唱します。これは、土地や文化に根ざした価値を現代の視点で再定義し、空間やブランドとして再編集して未来へ受け継ぐアプローチです。対象顧客としては、ホテルや商業施設などの新規開業を控える事業者、都市開発を手掛けるデベロッパー、伝統技術の継承に悩む地域企業などを想定しています。すでに創業100年超の瓦屋による低温浴施設『THE NOMU FUKUOKA』の空間設計からシステム構築までの包括支援や、松竹のギフトボックスプロジェクトなど、複数の協業実績を有しており、実証されたプロセスを基に本格展開を開始します。


Journalポイント
実はこれ、単におしゃれな店舗を作るという話ではなく、企業の 無形資産 を物理的な空間に落とし込んで価値を最大化する取り組みなんです。
え、無形資産を空間にするってどういうことですか?デザインと建築って、もともと別の会社がやるのが普通ですよね。
そうなんです。これまではブランド戦略を作る会社と、建物を建てる建築会社が別々だったため、企業の『哲学』が空間にうまく伝わらない課題がありました。今回の統合で、設計の超初期段階から ブランド経営 の思想を空間に組み込めるようになります。
実用的なメリットはあるのでしょうか?何か具体的な実績などはあるのですか?
たとえば、創業100年を超える瓦屋さんの新事業支援では、ロゴやウェブだけでなく、瓦の特性を活かした低温浴施設の空間設計まで NONVERBAL と KASASAGI が共同で一貫して手掛け、大成功を収めています。
なるほど!デザインから施工まで一気通貫だからこそ、ブレのない体験が作れるのですね。そういえば、今後の事業展開に M&A のブランド統合もありましたが、これはどう関係するのですか?
M&Aというのは企業の合併や買収のことで、異なる組織文化を一つにまとめる重要なプロセスです。この難しい局面において、新しい組織のアイデンティティをビジュアルだけでなく、オフィスの『空間』としても統合することで、社員のエンゲージメントを早期に高めることができます。
空間が組織の接着剤になるわけですね。他のデザイン会社も、似たような空間づくりへの進出を進めているのでしょうか?
はい、実はデザイン業界全体が、単なる制作物の提供から、経営や体験の設計へとシフトしています。特にリアルな接点である 空間ブランディング は、競合との差別化において今最も注目されている領域の一つなんですよ。
経営戦略としての空間デザイン、非常に重要性が増しているのですね。勉強になりました!


