プレスリリース要約
自己資金による柔軟な中小企業投資を展開するNYC株式会社が、東京・多摩エリアを拠点とする金属材料卸売・加工企業、株式会社アクトの全株式を取得しました。本件は、優れた技術や安定した事業基盤を持ちながらも後継者不足に悩む優良中小企業の事業承継を、独自の投資スタイルで支援する象徴的な事例として注目されます。
NYC株式会社は2026年5月18日、ステンレスやアルミニウムなどの金属材料販売および加工を手掛ける株式会社アクトの全株式を取得し、投資を実行したと発表しました。NYCは、ベンチャー投資や中小企業投資を含め、これまでに累計30社への投資実績を持つ投資会社です。今回の投資により、経営体制の強化を図りながらアクトのさらなる企業価値向上を目指します。
譲受企業である株式会社アクトは、東京都東村山市に本社を置き、金属材料や締結部品の販売を主軸とする企業です。効率的なオペレーションと外注加工ネットワークを強みに、小ロット・高付加価値な加工対応を実現し、多摩エリアで安定した事業基盤を築いてきました。今回は、将来的な発展と事業継続に向けた「次期経営体制の構築」を目的として、NYCへの事業承継を決端しました。


Journalポイント
実はこれ、ファンドではなく自己資金で投資するという点が、中小企業の事業承継において非常に画期的なアプローチなんです。
え、そうなんですか? 投資会社って普通はファンドを作ってお金を集めて投資するものだと思っていました。
一般的な投資ファンドは、外部の投資家からお金を集めるため、通常は数年以内に利益を出して売却しなければならないという期限の制約があるんです。
えっ、それってもともとビジネスを成長させるための仕組みじゃないんですか?
もちろんそうです。ただ、地域密着の中小企業の場合、急激な成長よりも、これまでの取引先や従業員を維持しながら緩やかに体制を移行したいというニーズが強いんですよ。
なるほど!じゃあ、自己資金での投資なら、そうした企業のペースに合わせた支援ができるってことですか?
その通りです。NYCはこれまでに累計30社への投資実績があり、投資家の意向に左右されずに、アクトのような優良中小企業の意向を最大限に反映した支援計画を提案できるのが強みです。
最近よく聞くM&Aによる承継と、今回の投資はどう違うんですか?
M&Aというのは企業の合併や買収のことで、今回の全株式取得もその一種です。ただ、仲介して終わりではなく、NYC自身が買い手として長期的に経営を支援する点が特徴ですね。実は今、業界全体がこうした伴走型の承継支援へシフトしているんです。
なるほど、中小企業の事業承継の選択肢が広がっているのは素晴らしいことですね。勉強になりました!

NYC株式会社

- 代表
- 中塚庸仁、尾上侑己
- 所在地
- 東京都中央区新川1-6-11
- URL
- nycinc.jp
