プレスリリース要約
大広グループの澤田設計事務所とチョークデジタルが、リアルタイムGPSデータとAIを掛け合わせた次世代型位置情報ソリューションの提供を開始しました。有事における避難誘導や安否確認と、平時におけるインバウンドを含めた集客プロモーションをシームレスに両立させる、新たな社会インフラとして注目されます。
株式会社大広のグループ会社である株式会社澤田設計事務所と、米国のエリアマーケティング支援企業チョークデジタル株式会社の日本法人は、リアルタイムGPSデータをAIで高速処理する「位置情報・安否確認システム」の提供を開始しました。本サービスは、近年頻発する自然災害や、急増する訪日インバウンド観光客への対応を背景に開発されたものです。特定のエリアに「今、誰が何人いるのか」を瞬時に把握し、情報を届ける仕組みを構築することで、位置情報データの社会インフラ化を目指しています。
本システムは、災害などの緊急時に、対象エリア内の滞在者数や位置分布をリアルタイムに類推し、行政や救助機関の迅速な対応をサポートします。さらに、滞在者のスマートフォンアプリの広告枠を活用し、多言語での緊急メッセージをダイレクトに配信可能です。一方で、平時には特定の観光地や施設周辺にいる層へリアルタイムに広告を配信する「エリアプロモーション」に活用できます。これにより、有事の「生命を守るサポート」と、平時の「人流をつくり経済を回すエンジン」という2つの役割をシームレスに実現します。


Journalポイント
実はこれ、平時の集客ツールがそのまま有事の避難誘導システムに変身するという、一石二鳥の画期的な仕組みなんです。
え、そうなんですか? 集客と防災って全く違う目的のように思えますが、どうやって連携しているんですか?
実は今、多発する自然災害や、急増するインバウンドへの対策として、特定の場所に「今、誰が何人いるか」を迅速に把握することが急務という課題があるんです。
インバウンドというのは訪日外国人観光客のことですね。でも、それってスマホのGPSデータがあれば、もともと簡単に把握できるんじゃないんですか?
インバウンドというのは訪日外国人観光客のことで、まさにその通りです。ただ、従来のGPSデータは処理に時間がかかったり、言語の壁があったりしました。今回のシステムは、リアルタイムGPSデータをAIで高速処理し、外国人観光客の端末言語に合わせて自動で母国語の緊急通知を送れるのが強みです。
なるほど!じゃあ平時は普通に観光客向けのお得な情報を届けて、何かあったらすぐに避難指示に切り替えられるってことですか?
その通りです!たとえば、平時は特定の観光地や店舗の周辺にいる人だけに、スマホアプリの広告枠を使ってリアルタイムにクーポンを配信できます。そして有事には、その同じ広告枠が緊急メッセージの配信ルートに瞬時に切り替わり、避難情報などをダイレクトに届けることができるんです。
これなら無駄がないですね。他の会社も似たような位置情報サービスを提供しているんですか?
実は業界全体が、単なる位置情報広告の配信から、社会インフラとしてのロケーションデータ活用へとシフトしつつあります。今回の共同開発のように、広告会社のマーケティング知見と、データ解析の専門テクノロジーが融合するケースが増えています。
なるほど、単なる広告ではなく、地域の安全を守るインフラとしても機能するわけですね。とても勉強になりました!

