プレスリリース要約
新潟県柏崎市は、同市のファンコミュニティ「柏崎ファンクラブ」の創立10周年を記念し、LINE公式アカウントを活用した「デジタルスタンプラリー」を開始しました。地域の観光地や飲食店を巻き込み、関係人口のエンゲージメント向上と市内回遊の促進を目指す、地方自治体のデジタルマーケティング事例として注目されます。
新潟県柏崎市は、柏崎ファンクラブの創立10周年を機に、日頃から同市を応援するファンへの感謝と愛着向上を目的に、スマートフォンで参加できる「デジタルスタンプラリー」を新企画として始動しました。本キャンペーンは、柏崎ファンクラブLINE公式アカウントを利用して行われ、参加者は対象スポットに設置された二次元コードを読み取ることでデジタルスタンプを収集できます。2026年度は「春夏」「夏秋」「冬」の3つのシーズンに分けて継続的に実施される計画で、シーズンごとに異なる地域の魅力を体験できるスポットが設定されます。
第1弾となる「春夏シーズン」は、2026年5月15日から6月21日まで開催されます。スタンプを3つ集めることで、同市の夏のビッグイベントである「ぎおん柏崎まつり海の大花火大会」の観覧席チケット(マス席・3組)が当たる抽選に応募可能です。対象スポットは、地域の伝統的なお祭りやスポーツイベント、観光交流センター、さらには地元の飲食店など、市内の多様な16箇所が指定されており、観光客だけでなく地元住民の回遊性向上も狙っています。


Journalポイント
実はこれ、単なる観光イベントではなく、関係人口をLTV(顧客生涯価値)のように捉えて育成する、高度なファンマーケティング施策なんです。
地方自治体がLTVを意識するんですか?行政のスタンプラリーって、紙の台紙にスタンプを押すイメージが強かったので驚きです。
LTVというのは顧客生涯価値のことで、一人のファンが長期的に地域にもたらす価値を意味します。実は今、多くの自治体で「観光客の一過性の訪問」から「継続的な関係性の構築」へのシフトが急務になっているんです。
でも、それっておともとパンフレットを配ったり、SNSで発信したりするだけではダメだったんですか?
SNSだけでは「誰がどこを訪れたか」という行動データが追えません。今回の施策では、LINE公式アカウントを入り口にすることで、スタンプ取得という具体的な行動履歴を可視化し、ファンとの直接的なつながりを強めています。
なるほど!じゃあ、集まったデータを分析すれば、どの観光地や飲食店が人気なのかも一目でわかるってことですか?
その通りです。今回はイベント、観光地、飲食店の計16スポットが対象ですが、どのルートが好まれるかを把握できれば、次回の観光プラン設計や店舗のプロモーションに直接活かすことができます。
他の自治体でも、このようにLINEやアプリを使ったデジタルマーケティングを取り入れている事例はあるのでしょうか?
はい、全国の自治体でデジタル地域通貨や観光MaaSと連動した施策が急増しています。地域独自のデジタルインフラを整えることで、観光消費の促進とデータ蓄積を同時に実現する流れが主流になっています。
観光とデジタルが融合することで、地域活性化の形もどんどん進化しているんですね。とても勉強になりました!

新潟県柏崎市

- 代表
- 櫻井雅浩
- 所在地
- 新潟県柏崎市日石町2番1号
- URL
- www.city.kashiwazaki.lg.jp/index.html
