プレスリリース要約
新規事業開発を支援する株式会社Relicは、国内シェアNo.1の『不動産投資型クラウドファンディング構築サービス』を、比較メディア運営の株式会社Virtual Wallへ譲渡します。急成長する不動産クラファン市場において、メディアとシステムが融合した強力なプラットフォームの誕生として注目されます。
株式会社Relicと株式会社Virtual Wallは、2026年5月18日、Relicが提供する『不動産投資型クラウドファンディング構築サービス』の事業譲渡契約を締結したと発表しました。クロージング日は同年5月31日を予定しています。Virtual Wallは、買収したシステム資産を自社の事業者向けシステム『極楽譲渡 Powered by ゴクラク』の基盤として統合します。これにより、業界最大級のファンド比較メディア『ゴクラク』とシステムを両輪で運営する、不動産クラウドファンディング業界の総合プラットフォーム事業者を目指します。
譲渡対象となるシステムは、国内の不動産投資型クラウドファンディング構築SaaSとして国内シェアNo.1の導入実績を持ちます。不動産特定共同事業の全スキームに対応し、eKYCや契約書自動発行など運営に必要な機能を網羅した業界インフラです。一方、譲受側のVirtual Wallが運営する『ゴクラク』は、約150社・4,000以上のファンド情報を有する比較メディアです。今回の統合により、メディアによる集客からシステムによる運営支援までを一気通貫で提供する体制が整います。既存顧客へのサービスや契約条件は変更なく維持されます。
Journalポイント
実はこれ、メディアとシステムの融合によって、事業者の『集客』と『運営』という2大課題を一気に解決する、業界でも非常に珍しいプラットフォーム戦略なんです。
え、そうなんですか? これまではシステムを提供する会社と、メディアを運営する会社は別々だったんですか?
SaaSというのは必要なシステムをネット経由で利用できる仕組みのことです。これまではSaaSで構築しても集客は事業者任せでしたが、今回はメディアと直結させることで、集客の課題も同時に解決しようとしているんですよ。
なるほど。でも、それってもともと別々の会社同士が業務提携するだけでは実現できなかったんですか?
単なる提携だとシステム連携や開発スピードに限界があります。今回は事業譲渡でシステムを内製化するため、『ゴクラクポイント』を軸にした独自のポイント連動施策など、より深くシームレスな体験をスピーディーに開発できるのが強みなんです。
なるほど!今回のM&Aによって、投資家にとっても複数の事業者にまたがるファンドへの投資が、1つの共通ポイントなどを通じてより便利でお得になるということですか?
M&Aというのは企業の合併や買収のことで、今回の事業譲渡もその一種です。おっしゃる通り、投資家にとっては分散していた投資体験が統合され便利になります。事業者にとっても、システム導入と同時にメディアの投資家層へアプローチできる一気通貫のメリットがあるんですよ。
業界の他の会社でも、このようにシステムとメディアを一体化させるような動きは進んでいるのでしょうか?
不動産クラファン分野で、これほどのシェアを持つシステムと大手メディアが一体化するケースは極めて稀です。実は他業界でも、単なる機能提供のSaaSから、集客や取引の場も提供する『プラットフォーム型』へのシフトが大きなトレンドになっているんですよ。
なるほど、単なるシステムの提供から、業界全体のエコシステム作りへと進化しているわけですね。大変勉強になりました!


