プレスリリース要約
株式会社NEXERは、外国人モデル事務所「L'agente」と共同で「広告・プロモーションに外国人モデルを起用したいと思う業種・商品ジャンル」に関する調査を実施しました。本調査は、消費者がどのような領域で外国人モデルの起用にブランド向上や販促効果を感じるかを明らかにし、企業のマーケティング戦略に示唆を与えます。
調査は2026年5月11日から14日にかけて全国の男女500名を対象にインターネットで実施されました。その結果、広告に外国人モデルが起用されていると「効果が高そう」「ブランドイメージが上がりそう」と感じる業種の第1位は「ラグジュアリー・ハイブランド」で182票を獲得しました。回答者からは、セレブ感や海外発祥ブランドの高級感を引き立てる存在として、外国人モデルが効果的であるという声が多数寄せられました。続く第2位は「ファッション」で73票、第3位は「コスメ・美容」で69票という結果になっています。
同率4位には「ホテル・旅行・ブライダル」と「IT・テクノロジー・ガジェット」がそれぞれ24票でランクインしました。ホテルやブライダル分野では、外資系ブランドの説得力や非日常感を演出する手段として外国人モデルが支持されています。また、ITやガジェット分野では「技術的に先進的」「グローバル感がある」といった先進的なイメージを補強する要素として評価されている点が特徴的です。このように、商品特性や発祥背景によって外国人モデルの起用効果が異なることが浮き彫りになりました。

Journalポイント
実はこれ、単に見栄えを良くするためだけでなく、消費者の ブランド認知の心理 に深く関係しているんです。
え、そうなんですか?単にスタイルが良いから服やジュエリーが似合うというだけの話ではないのですか?
もちろんそれもあります。しかし、実は今、多くの企業が グローバル展開 やブランドの プレミアム化 を目指す中で、どのようなイメージを消費者に植え付けるかという課題に直面しているのです。
でも、それってもともと海外のブランドだから外国人モデルが似合う、というだけじゃないんですか?
たとえば、同率4位に入った IT・テクノロジー 分野が良い例です。ここでは「アメリカが先行している」といった先進的なイメージを補強するために外国人モデルが有効に機能しています。つまり、先進性や信頼感といった 付付加価値 を生むために起用されているのです。
なるほど!じゃあ、自社の商品が「先進的」であることをアピールしたい場合にも有効ってことですか?
その通りです。ターゲット層が身近に感じたい日常的な商品なのか、あるいは憧れを醸成したい商品なのかによって、モデルの役割は全く異なります。
なるほど。では、すでに普及して差別化が難しい コモディティ 化した商品でも、外国人モデルで高級感を出す戦略は有効なのでしょうか?
コモディティというのは、市場で普及し他社製品との機能差がなくなった商品のことで、そうした領域では親近感が重視されます。実は業界全体が、憧れの演出と親近感の醸成を使い分ける、ハイブリッドなマーケティング へとシフトしているのです。
ブランドの立ち位置や商品のライフサイクルに合わせて、最適なモデルの起用方法を考えるべきなんですね。勉強になりました!


