プレスリリース要約
Appleデバイス管理の業界標準を提供するJamf Japanは、モバイルおよびmacOS環境の最新リスクを分析した「2026年版セキュリティ360レポート」を公開しました。企業のビジネス基盤として浸透するMacやモバイルデバイスを狙う、巧妙化したサイバー攻撃の現状と対策が浮き彫りになっています。
Appleデバイス管理の業界標準を提供するJamf Japanは、モバイルおよびmacOS環境の最新リスクを分析した「2026年版セキュリティ360レポート」を公開しました。本レポートは、2025年の1年間に世界各地で収集された実データ(モバイルデバイス170万台以上、Mac15万台以上)を匿名で分析したものです。調査によると、過去1年間に53%の組織でOSのバージョンが古いまま放置されたモバイルデバイスが確認されました。また、評価対象となったモバイルアプリの95%に「中」レベル以上の脆弱性が存在し、企業のモバイル環境が深刻なリスクに晒されている実態が明らかになりました。
さらに、macOS環境への脅威も急増しています。ビジネス市場でのMacのシェア拡大に伴い、2025年に同社が新たに登録したマルウェアサンプルは26,000件を超えました。特に「トロイの木馬」による攻撃の割合が、2024年の16.6%から2025年には約50%へと急増しており、従来の「Macは安全」という常識が通用しなくなっている現状を警告しています。レポートでは、攻撃者が使用する主要な攻撃ベクトルを分析し、セキュリティおよびIT担当者が企業・組織内で安全にデバイスを運用するための具体的な対策を提示しています。

Journalポイント
実はこれ、Macの急激な普及が攻撃者を呼び寄せる最大の原因になっており、ハッカーたちのターゲットがシフトしているんです。
え、そうなんですか?Macって昔からセキュリティが強固で、ウイルスとは無縁なイメージがありましたけど……。
ええ、確かにApple独自の防御機能は優秀です。しかし、2025年にMacの出荷台数が270万台を突破するなどシェアが急拡大したため、サイバー犯罪者にとって『狙う価値のある市場』になってしまったんです。
漏洩を防ぐためには、ユーザーがもともとOSのアップデートをこまめにしていれば、簡単に防げる話じゃないんですか?
おっしゃる通りですが、それが現場では徹底できていません。今回の調査でも、実に53%の企業で古いOSのデバイスがそのまま放置されていたことが分かっています。
なるほど!じゃあ、個人の意識に頼るのではなく、企業がシステムで一括管理する MDM のような仕組みが必要なんですか?
MDMというのはモバイルデバイス管理のことで、会社が所有する端末の設定やアプリを遠隔で一括制御する仕組みのことです。これを使えば、社員に任せずに安全な状態をキープできます。
なるほど。ちなみに、他の企業でもやはりこういった先進的なセキュリティ対策の導入が進んでいるのでしょうか?
はい、多くの先進企業がMDMの導入を進めています。特に最近は、安全なネットワーク接続を担保するために、従業員へのフィッシング訓練と組み合わせた総合的なアプローチが業界の主流になりつつあります。
なるほど、システムによる強制力と、従業員一人ひとりの意識改革の両面が重要なんですね。勉強になりました!

Jamf Japan 合同会社

- 代表
- ジェフリー・パスカル・レンディーノ
- 所在地
- 東京都千代田区丸の内2丁目4番1号 丸の内ビルディング28階
- URL
- www.jamf.com/ja
