プレスリリース要約
メタジェンセラピューティクスは、日本生命相互会社山形支社鶴岡営業部と「献便推進協定」を締結しました。便に含まれる腸内細菌を活用した革新的な医薬品開発に向け、企業連携を通じて「献便」の普及と従業員の健康意識向上を目指します。地方発のバイオベンチャーと大手金融機関の新たな協働モデルとして注目されます。
メタジェンセラピューティクス株式会社は、2026年5月13日に日本生命保険相互会社山形支社鶴岡営業部と「献便推進協定」を締結したことを発表しました。これは同社にとって2例目となる協定です。「献便」とは、健康な人の便から腸内細菌を回収し、医薬品開発に役立てる新しい社会貢献の形です。同社は2025年4月に日本初の献便施設「つるおか献便ルーム」を山形県鶴岡市に開設し、ドナーの募集を行ってきました。今回の協定により、地域に根差した企業との連携をさらに強化し、創薬に向けたドナー確保の体制を加速させます。
本協定に基づき、日本生命鶴岡営業部は従業員に対して腸内細菌ドナー登録検査や献便の機会を提供し、社内外への周知活動を行います。一方、メタジェンセラピューティクスは同営業部を「ちょうむすびパートナー」として認定し、無償で腸内環境セミナーなどを実施して従業員の健康増進を支援します。2026年春に予定されている医薬品の臨床試験(治験)開始に向け、安定的かつ質の高い腸内細菌のドナー供給網を地域一体となって構築することを目指しています。

Journalポイント
実はこれ、医療の未来を変えるかもしれないマイクロバイオーム創薬を支える、日本初のインフラ作りなんです。
え、便を提供する「献便」ですか?ちょっと驚きですが、それがどうして薬の開発につながるんですか?
実は今、人間の腸内にある何兆個もの細菌が、免疫疾患やがんなどの病気と深く関係していることが分かってきたんです。健康な人の腸内細菌を患者さんに移植して治療する研究が進んでおり、そのために健康な便が必要とされています。
なるほど。でも、わざわざ一般から募集しなくても、病院などで個別に集めることはもともとできないんですか?
治験や創薬には、厳格に検査された高品質な腸内細菌が大量に必要になります。そこで同社は、2025年に「つるおか献便ルーム」を開設し、一般の方から広くドナーを募る仕組みを日本で初めて構築したんです。
なるほど!じゃあ今回の協定は、従業員の健康経営や福利厚生にも役立つってことですか?
健康経営というのは、従業員の健康管理を経営的視点で考え、戦略的に実践することのことで、本件でもまさにその役割を果たします。従業員はセミナーで自身の健康を学び、ドナー活動を通じて社会貢献ができるんです。
面白い取り組みですね。ちなみに、他の地域や他の大手企業でも、同じような取り組みは始まっているんですか?
マイクロバイオーム創薬は世界的なトレンドで、海外ではすでに承認された治療法もあります。日本でもこの「献便」という新しい社会貢献を文化として根付かせるため、地方自治体や地元企業との連携が急速にシフトしつつあります。
便の提供が医療を救う社会貢献になるなんて、想像もしていませんでした。とても勉強になりました!

メタジェンセラピューティクス株式会社

- 代表
- 中原拓
- 所在地
- 山形県鶴岡市覚岸寺字水上246番地2
- URL
- www.metagentx.com/news/dJFBVdz0
